さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
名前は「書くもの」というより「生きもの」。「名づける」というか「はじまる」もの
実はネーミングが、「もっと伝えたい」「もっと売りたい」「もっと目立ちたい」を解決する
縁起は担ぐ。神様は仰ぐ。時もある。
地域に名前をつけるだけで、特別になる不思議。ブランドになる。
さば→関サバ
明太子→博多明太子
牛乳→八ヶ岳牛乳
「はじまりになれる名前かどうか」「巻き込める名前かどうか」
保育FUTUREカンファレンス
(私は関係ないかも)
↓
保育をどうしよう未来会議
(私も関係したいかも)
料理家の平野レミさんは「アク」のことを「悪魔」と呼んでいます。それを聞くと、そのままにすることなく、もう絶対に取りたくなる
どう略されるかを先回りしよう
ウッドボックスではなく「ウーボ」なのは、生きもののような、飛行船のような語感を持たせたかったから
難しい音は、口の端に乗らない
肩が強い甲斐捕手→甲斐キャノン
「なまえ」がつくからメディアが紹介できる
名前=意味+気分
あたたまる
↓
まるでこたつぐらいあたたまる=差別化
ヒットネーミングは、仲間をたくさん増やせたから
「飲むユーグレナ」では何が少し問題か。ユーグレナが何者かまだそこまで知られていない状況だとすると、「なぜ飲まないといけないの?」「ユーグレナってそもそも何?」と唐突に感じてしますのです。(中略)比べて「からだにユーグレナ」は、たとえ詳しく知らなかったとしても「ん?からだにいいのかな?」「良さそうなのかも」という初速スタートになるのではないでしょうか
土井もそれなりにネーミングには自信を持っているのですが、著者のように「やさしい」「共感される」ネーミングをどうしたら作れるのか、ずっと悩んできました。
本書を読んで、その秘密が少しわかった気がします。
SNS時代に共感・共有されるネーミング、ブランディングの秘密を知りたい方は、ぜひ、読んでみてください。
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