いい仲間といるための条件
高校、大学と、勉強しない仲間といた私は、税理士試験の専門学校に通うようになって、生まれてはじめて、いわゆる一流大学の受験を経験してきた人たちと知り合いになりました。そこで、自分が、いかに勉強してこなかったかを思い知らされたのです。
そういう人たちは、税理士に受かったら受かったで、税理士仲間の会合に行くたびに、深く学術的なこと、法律的なことなど、税について研究していました。
税理士になることがゴールではなく、お客様のために、日々努力をし自己研鑽し、成長を続けています。会社や、会社の社員、社員の 族たちをいかに守っていくか、自分の仕事で、いかに社会に貢献するかを日々考えています。もちろん、経営についても考えている本物の プロフェッショナルなのです。
そんな先生方と話をしていると、自分も税理士として、そして経営者として、一層頑張らなければならないと、再認識させられます。
セミナー講師の世界も同じです。いかに人に伝えるか、いかに人を感動させるか、いかに再現性のあることを言うか、いかに即効性のあることを言ってセミナー参加者の心を動かし、その人の人生を変える手伝いをするか……。そんなことを日々考え、成長を続ける講師の方たちと出会うたびに、自分もまだまだ頑張らなければと鼓舞されます。
また、本を執筆している著者仲間が増えていくたびに、造詣の深さ、専門性の高さに驚かされ、読書量の多さを知って、私も書籍を読み漁るようになりました。
いい仲間と出会うと、いろんな基準も上がります。高校野球のチームも、地方で地区大会優勝目指しているチームと、甲子園での優勝を目指しているチームとでは、練習の質も量も違うのです。
自分のステージが上がれば上がるほど、見たことない世界を見れば見るほど、自分もその基準になるために頑張ろうと考える。だから、良い仲間は、自分を高みへ連れて行ってくれるのです。
ただし、いい仲間と一緒にいるためには、1つだけ条件があります――(メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2023年6月22日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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