文春砲に“特大ブーメラン”。浦沢直樹と社員の「W不倫」に敷いた箝口令

 

週刊文春社員 W不倫詳細

週刊文春社員と浦沢直樹氏の“W不倫”を報道したのは、2016年の「週刊女性」10月25日号。

記事には浦沢氏と女性の2カ月近くにわたるデートの様子が詳細に描かれていた。

同年8月10日にはスープカレー店、8月22日はイタリアンの後、目黒のラブホテル、9月18日にも渋谷のラブホテル、その3日後には中華料理、10月5日には午後のカフェでデートをしていた。

また、記事には別々にラブホに入り、時間差で出てくる2人の姿が収められた写真も掲載されている。しかしながら、出版業界が“騒然”となったのは、お相手の女性のプロフィール。

「週刊女性」には、こんなコメントが掲載されている。

「大手出版社に勤務する50代前半のAさん。数年前、雑誌の企画を通じて、浦沢先生と接点ができたそうです。今は編集からは離れていますが、仕事のできる人ですから、漫画家や作家との付き合いは続いているようですね」

「同じ会社に旦那さんがいます。お子さんはいないそうですね」

しかも「週刊女性」は、

「Aさんの会社の雑誌でも週刊誌を出版しているので、取材には理解を示してくれた」

とし、Aさんの以下のようなコメントが掲載されていた。

「私も人のことを言えない会社にいますから。こうして公人の方と食事にいくとなるとそういう見方をされることもわかります」

「週刊誌を出している人のことを言えない会社とは、いったいどこの会社なのか? 当初は、浦沢がデビュー以来ずっと仕事をしてきた小学館か、それを出し抜く形で2008年から「モーニング」に起用し『BILLY BAT』を連載している講談社か、との憶測が流れていたが、取材してみると、このコメントの理由がよくわかった」(*2)

結果、この女性はなんと“文春砲”を擁する文藝春秋の社員だったのである。しかも、当時は広告関係のセクションで働いているが、かつては「週刊文春」にも所属していたという。

公私混同の不倫劇

このW不倫をめぐっては、文春関係者の

「写真を見てすぐにわかりました。Aさんは編集者としてもすごく優秀で、『CREA』で長く編集者をつとめていましたし、一時は『週刊文春』で連載班のデスクをしていたこともある。たしか当時は、村山由佳さんの不倫小説小説『ダブル・ファンタジー』を担当していたんじゃないですかね。旦那さんも月刊『文藝春秋』のナンバー2として知られ、“将来の『週刊文春』編集長”の呼び声も高い人物です」(*3)

との声も。

「しかもAさんが浦沢氏との関係を深めたのも『週刊文春』絡みだったといわれている。『週刊文春』には、『青春ロック』という有名人がロックの思い出を語るSony Musicとのタイアップ連載企画があるのだが、昨年秋に、浦沢がこのコーナーに登場。ボブ・ディランについて語っている。この企画の担当が、広告セクションにいるAさんだったらしいのだ」(前出・文春関係者)(*4)

まさに「公私混同」と言われてもしかたのないW不倫劇。一時、この報道に文春社内は凍りつき、厳しい箝口令が敷かれたという。

「出版社の社員の不倫なんて、これまでなら別に珍しい話でもなかったですし、会社も鷹揚だったんですが、『週刊文春』の不倫報道があれだけ注目を集めると、話が違ってくる。他媒体に『文春社員が不倫』などと暴かれかねないと、すごく警戒感を強めていました。『週刊文春』編集部では、身辺に気をつけるよう全スタッフに注意したくらいです。それが、この大物漫画家とのW不倫という超ド級のスキャンダルでしょう?幹部は何を書き立てられるか、と戦々恐々のようです」(前出・文春関係者)(*5)

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