強気な価格設定で週3日しか営業しない京都のケーキ屋が客に支持されるワケ

Delicious fresh cakes in the pastry shop behind the glass
 

ケーキの提供方法にも、細かな気配りがあります。

テイクアウトの場合には、ケーキのひとつひとつについて、美味しい食べ方を書いた説明書をつけています。

「冷たくして、冷蔵庫から出してすぐ……」
「冷蔵庫から出して、5~10分置いて……」
「常温に近づけて……」
「オーブンで温めて……」

など。

また、イートインを利用する場合は、お店で上記のような状態にして、提供しています。

ここまで徹底しているお店は、他にありません。

美味しいケーキを食べて欲しいという、オーナーの強いこだわりです。

納得のいく理想のケーキを追い求め、丁寧な仕事をするために、週3日営業とし、そのことで付加価値が高まり、高くてもお客さまに喜ばれるようになったのです。

職人として、理想的なビジネスモデルになっていると言えるのではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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