価格だけで「高い」と嘆く人が無駄金を使いやすい理由とは?

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このようなモノに対して発するべき言葉は、

 ● 価値に見合った価格だけど、今の私には買えないな

ですよ。

そういう目線を持つことで、価格と価値の紐付けができるようになるんです。これがムダ金を使わない、人に欺されない、浪費しない生き方に必要になるんです。

真の意味で高いモノというのは、価値が低いのに価格が高いモノですよ。でもそのモノを見た時、触った時に、どの程度の価値があるモノなのかを判断できなければ、欺されてしまうんですよ。

例えば、私はコンビニのコーヒーは安いと思いますが、スターバックスのコーヒーは高いと思います。あのクオリティーであの価格は(特に本日のコーヒーなどは)、高すぎてぼったくっていると思いますよ。ですから余程のことが無い限り買いません。それならコンビニを探して、100円のコーヒーを買いますね。

こういうのをコスパっていうわけですけど、フツーの意味でコスパって「安い割りには良いよね」という概念になっていますよね。そっちの方向だけではなく、

 ● それなりに高いけど、ちゃんと価値があるよね

というモノを探す必要があるんです。こっちの方のコスパも気にすべきなんですよ。

例えば我が家の冬で大活躍する囲炉裏テーブルは、絶対的な価格は高いですが、あれがあるのと無いのとでは、冬の味覚の満足度が段違いでおまけに、他のモノでは代替不能なので、全く高くないんです。

最近買ったモノでは、コーヒーの生豆を焙煎する機械で、これもそこそこの値段だったんですが、焙煎仕立てのコーヒーの美味しさと、生豆の安さを知ってしまったら、

 ● 使えば使うほど元が取れる

感じがして、全然高くなかったんです。

サービスでいえば、歯列矯正の治療は、80万円以上しましたけど、完全に価値に見合っています。だって50年間のコンプレックスが解消して、毎日気分が良くなるんですよ。アフォーダブルな人には絶対的にオススメしますよ。家人なんて噛み合わせが治ったおかげで肩コリが解消したわけですし。

こういうのって、価格を中心に見たら見つけられないんです。それがビンボー人に共通したことなんです。価格ではなく、価値にフォーカスして、モノやサービスを見る、そういう目を養うことがあなたの金運を育てることになるんですよ。

image by: Shutterstock,com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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