市川猿之助、実父への罪状はなぜ“自殺ほう助”?捜査関係者が漏らした「上級国民だから…」の言葉とNHK配信停止撤回の胸騒ぎ

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28日、歌舞伎俳優・市川猿之助被告が母親と父親に対する自殺ほう助の罪で起訴されましたが、26日にNHKが、猿之助被告が出演する作品を『NHKオンデマンド』で順次配信していくと発表。これに、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「胸騒ぎを感じる」と話します。その理由とは?そして、芋澤さんが取材をした捜査関係者が漏らした不吉な“ある一言”についても紹介しています。

芸能ニュースに得体の知れない胸騒ぎを感じる瞬間が…

芸能ニュースを見ていると、時々得体の知れない胸騒ぎを感じる瞬間があります。最近では26日、NHKメディア総局長の発表がその時でした。

市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者が出演していた作品8タイトルを、8月後半から『NHKオンデマンド』で配信を順次再開すると発表したのです。

6月28日に配信販売を停止すると発表されてからわずか1ヶ月、何があったのでしょう。

更にこの定例会見では、大麻取締法違反で逮捕、起訴された永山絢斗容疑者の出演作品についても同様の措置が取られると発表がありました。

その理由について記者からの質問にー

「配信停止発表から10日間の間に約1,000件近い意見が寄せられ、そのほとんどがこの措置に否定的な意見だったから」と説明した総局長…視聴者の声が撤回に導いたというわけです。

配信停止が決まった直後、『鎌倉殿の13人』の脚本家、三谷幸喜が「容疑者でしょ、今のところ。刑が確定したなら分かるんだけど、容疑者の段階でそこまでしちゃうのかな。少し理不尽な感じ」と発言していましたが、NHKは“作品に罪は無い”と最終的に判断したということですね。

そんな胸騒ぎの翌日、私は『週刊文春』の“尾上菊之助、踊る大不倫!”というとても愉快な?記事を目にしました。

記事には、この梨園のサラブレッドを評して“元々生真面目なうえ愛妻家で子煩悩”とあり、私は思わず椅子からずり落ちそうになってしまいました。

それは前日の定例会見から、間髪入れず続いた梨園の動きに何か作為的な胸騒ぎを感じたからです。

ちなみに“生真面目で品行方正”な人間は歌舞伎役者を生業にしないと思うのですが…皆さんはどう思われますか?

少しだけ尖がった、一般常識人たちとは別の世界に生きる変わり者が成功する世界だと思うのですが…私の偏屈な、一方的な見方が間違っているのでしょうか…。

私が定例会見で感じた胸騒ぎの意味は、実父に対する自殺ほう助容疑での再逮捕あたりからの、喜熨斗容疑者を取り巻く“空気感”が急激にかわったことです。

尾上菊之助の記事も、梨園関係者が喜熨斗容疑者のためを思った巧妙な仕掛けではないのでしょうか。

何故そんな事をするのか…それは“市川猿之助の復帰”へのハードルを低くするためでしょう。

勧進元の『松竹』が猿之助の復帰を望んでいるのは、彼のスケジュール発表の仕方を見ても明らかです。

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