目撃証言だけで「死刑」になった林真須美。警察の欺瞞と本当の“悪”を語らないテレビ

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不穏な報道ばかりが続く内閣官房副長官の木原誠二氏。しかし、相変わらずのだんまりを決め込むテレビ局に動かない警察。いったいどんな裏があるのでしょうか。メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』の著者で精神科医の和田秀樹さんは、日本のテレビ局や警察について苦言を呈しています。

マスメディアの資格のない警察の広報機関に成り下がったテレビ局

木原という人は何をやっても奥さんが離婚できないし、怒ることもできないことをいいことに好き放題放な生活を送っているようだ。

今度は違法風俗店への出入りが報じられている。

こっちのほうは別のメディアも叩いているが、相変わらずテレビ局はだんまりだ。

後でも書くがテレビというのは、いやらしいスキャンダルの報道には熱心だが、巨悪に対しては、政府の御用広報機関になりさがっている。

菅という人が官房長官だった当時に、どの局も放送法の指針に従っていないことや電波料が異常に安いことを各テレビ局の経営者に話したようで、それ以降、日本のテレビ局は政府の批判がものすごくしにくくなっているようだ。

その上、社員の年収1,500万円を守るためには、なるべく取材をしないのが原則のようで、政府や警察情報を裏も取らずに垂れ流すことが通例になっている。

今回の木原氏の奥様の事件は、私が警察や検察のかなり偉い人やそのOBに聞く限り、証拠上、とても起訴ができない案件のようだ。

それでも、死亡状況の不信さや知り合いに人を殺したと告白したとかいう状況証拠とかで捜査を続けていた。

ただ、その捜査官を圧力をかけて飛ばしたのが事実なら、それも立派な状況証拠だろう。

あるいは、今回のように木原氏自身が妻に好き勝手出来るのは弱みを握られているからだというのも立派な状況証拠のように思える。

疑惑が事実でなければ、いまだに愛人に会い続けることだって、違法風俗に出入りすることだって、妻なら許さないだろう。

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