ネガティブな感情を逆手に取るのです!自分がやりたいこと、実現したいこと、夢、希望を叶えるために行動したとき、仮に失敗したらどのようなリスクがあるのか、あらかじめ考えておくのです!
例えば、「会社を辞めて独立しよう!」と思っても、「失敗したらどうしよう」と考えると、なかなか行動に移せません。そんなときは、失敗したときの最悪のケース、考えられるネガティブなことを想定し、すべてノートに書き出してみるのです。そうすると、
・独立して無収入になっても、6カ月間は貯金で賄うことができる。失業保険も出る
・子どもたちは独立しているから、少ない収入でも夫婦2人なら何とか生活ができる
・独立に失敗したって、再就職の道がある
など、会社を辞めて独立し、万一、失敗したとしても、何とかなることに気がつきます。失敗したことによって何が起きるのかを想定していれば、思ったより大したことにならないと気がつける。
「なんだ、失敗したとしても、いろいろと他の手があるじゃないか。路頭に迷うことはないんだ」とわかれば、独立のハードルが低くなるのです。
人間にとって、ネガティブ思考は当たり前。だったら、無理に目を背けるのではなく、逆に直視して失敗したときにどうなるかをノートにアウトプットする。そして、ネガティブな結果は想定済みで行動しましょう。
ネガティブに考えることは、遺伝子レベルで仕方がないこと。そんなネガティブ思考に拍車をかけるようトラブルやアクシデントが起こることもあります。
そんなときには、この言葉を口に出してほしい――(メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2023年8月24日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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