人気過ぎて定価では買えない
これら定価の他、「加価」というものを支払わなければ、中国では上述までのトヨタ車(すべて日本からの輸入)をゲットできない。
「加価」はおそらく店舗側が徴収して、名目上はそれを裏金として裏工作をし、早期納車を実現、それを約束するものと思われるが、実態は正直分からない。
アルファードの「加価」は最大40万元にもなり、定価の1.5倍を用意しなければアルファードを入手できない、というのが中国では話題になったし、トヨタ輸入車あるいは一部中国製造モデルでは「加価」はすでに常識。
問題再発の引き金に?
定価の1.5倍は中国でも話題になるほど「加価」が高騰した際のものだが、ただ現在でも数十万元単位の「加価」を用意しなければならないのは間違いない。
この件をトヨタ中国が店舗側に是正を求めた際、これが中国では独占禁止法に違反、トヨタ中国が罰金を科せられることがあった。
新型センチュリーが中国でも正式販売されるとなると、月産限定もあり、新型センチュリーの「加価」は急騰することが予想される。
こうしたことを知っていると、中国における日本車オワコンがいかに一面的か、よく分かる。
出典: https://mp.weixin.qq.com/s/XaM_5KJZSlqNhQixxEQhRg
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