あこがれの職業に就けたけれど、社風が合わなくて悩んでいます──。メルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』著者で、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんにそんな相談が届きました。赤羽さんの回答はどんなものだったのでしょうか。
4月に広告代理店に入社しました。女子高、女子大卒でもあり、男性中心の広告代理店の社風にかなりとまどっています。
Question
4月にあこがれだった広告代理店に入社しました。デザインが好きで、デジタルアートをCMに活かせないかとずっと考えていたからです。必要なスキルは大学時代にだいたい身につけました。それはいいのですが、女子高、女子大卒で実はあまり男性慣れしていません。ところが入社してみてわかったのですが、広告代理店は男性中心で、クライアントとの関係も男性社員の夜の付き合いがかなり重要な部分を占めています。その場でのお酌をするのは当然で、それ以上の要求・期待もひしひしと感じます。男性陣の視線が気になります。入社して半年になりますが、とても慣れそうになく、非常に悩んでいます。
赤羽さんからの回答
ご相談どうもありがとうございます。大変ですね。
これはもうどうしようもありません。このような男性中心の社風、言動は当面変わりようがないでしょう。
もし嫌悪感があるなら、転職しかないと思います。我慢して慣れていくものでもありません。
ジャニーズと同様の問題が世の中の一部にははびこっていて、一個人では戦いようがないからです。
慣れている女性ならいいのかというとそういうことでもなくて、結構やばいことを我慢して飲み込んできた可能性が高いです。
事故が起きたり、精神を病んだりする前に、もう少し素朴な職場を探してみてください。
収入は下がりますが、広告代理店に採用されたような方であれば、もちろん見つかります。
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