社名を変えても変わらぬ本質。ジャニーズ「影の支配者」白波瀬 傑氏の正体

Vancouver,,Canada,-,Oct,16,2023,:,Smile-up.,Logo,On
 

10月17日付けで「株式会社SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名を変更し、61年という長い歴史に幕を下ろしたジャニーズ事務所。10月2日に開かれた会見では「指名NGリスト」の存在が発覚するなど、前途に暗い兆ししか見えないと言っても過言ではない同社ですが、この先どのような道を辿ることになるのでしょうか。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では著者の吉田さんが、会見後に新たに明らかになった事実や、ジャニーズの「影の支配者」の人となりと行状を紹介しつつ、彼らの今後についての考察を試みています。

旧ジャニーズ大逆転はあるか?ドン底から這い上がる決意と覚悟

全国の10代(15歳以上)と20代の男女、計500人に「ジャニーズ事務所の3度めの会見は必要と思うか?」を聞き、「必要」「必要ない」それぞれの理由を答えてもらった調査をYahoo!ニュースが掲載していた。

そこには、「必要ない」というコメントがあった。

「これまでの説明で、私は理解できています。そもそもジャニー喜多川の問題で、事務所があそこまで追及される意味がわかりません」(28歳女性・会社員)

ジャニオタの女性なのか、私は私なりに理解できていて、ジャニー喜多川の問題なのに、もうタレントには関係ないから事務所への追求なんかするな。ということなのだろう。

見てみると、このようなファンの意見が多い。しかし、そんな単純な問題ではないから、メディアや各企業が挙って契約解除や保留を含む方向性を模索しているのではないだろうか。

東山氏とジュリー氏は共に1966年生まれ。自分も同い年だ。

読売新聞オンラインでは、「ジャニー喜多川氏の性加害が04年に最高裁で確定、東山紀之社長「『弁護士が悪かった』と聞いていた」と題してこんな記事が掲載されている。

ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する2日の記者会見で、性加害の事実が2004年に最高裁で確定したことを知っていたか問われた東山紀之社長は、「喜多川氏の犯罪については新聞で知った。その時には世の中で騒ぎになっていなかった。『弁護士が悪かった』と聞いていたので、これはどういうことなのかと感じていた」と述べた。

しかしこの東山の主張を真っ向から否定する証言が出てきた。10月7日に放送された『報道特集』(TBS系)では元ジャニーズJr.の男性を取材し、東山が性加害に対して知っていたかということについて「噂レベルなんてことは絶対ない」と断言したのだ。さらに“合宿所”と呼ばれる場所にいた際には、「お前やられてこいよ」などと積極的に加担していたと証言したとのことだ。

このTBSの取材に対しジャニーズ事務所は「かなり昔の事なので覚えていない」という曖昧な回答をしたというが、火の無いところに煙は立たず。純粋培養された東山氏が知らないわけがないだろう。違うかい?

そして、2004年の最高裁の確定時はジュリー、東山両氏は共に38歳。

成人をとっくに通り越え、もうすぐ四十に入り込む年齢。心の中では良心の判断ができる立派な年齢だ。鼻水垂らしたティーンエイジャーならともかく、鬼畜の所業を目の前にして大の大人が性犯罪を見て見ぬふりをしていたのならば“同罪”といわれても仕方がないほどの大問題なのである。

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