元俳優の高岡蒼佑さんが2023年10月10日、ジャニーズ事務所が開いた2度の記者会見を欠席した同事務所代表取締役前副社長の白波瀬傑氏について、「自分の所のタレントを矢面に立たせ 自分は雲隠れ こんなことが許されて良いわけがない」などとインスタグラムのストーリーで厳しく批判している。
続けて「この大事件の逮捕者はいまのところ0」とし、「色々出てくるはずなのに捜査はされているのでしょうか」とコメントした。本当にそうだ。見て見ぬふりをしていたジャニーズ事務所幹部は罪には問われないのだろうか?
白波瀬 傑(しらはせ すぐる)という人物は一体どんな人なのか?
wikiにはこのように書いてあった。
日本の実業家、芸能プロモーター。芸能事務所・ジャニーズ事務所元取締役副社長。現ジャニーズ事務所嘱託社員。長らく同社に係る、テレビや雑誌など各マスメディアに対する宣伝業務を担当してきた。
まるで、芸能一色のエイリアンのような人物だ。
株式会社渡辺プロダクションに所属していた1975年に当時、渡辺プロダクションと業務提携関係にあったジャニーズ事務所のメリー喜多川より声が掛かり、ジャニーズ事務所に入社したという。
1982年頃、同事務所は宣伝部を創設して白波瀬が宣伝を担当するようになり、テレビやスポーツ紙・雑誌などジャニーズのタレントを扱う各種媒体の窓口となった。1996年に株式会社ジャニーズ事務所の取締役に就任。その後、専務に昇格し2019年に取締役副社長に選任されていたという。
しかし、2023年9月7日に起きたジャニー喜多川の性的虐待疑惑を受け、9月5日付で白波瀬が同事務所の副社長を引責辞任したことが記者会見で発表された。
なお10月3日、副社長辞任後も白波瀬が嘱託社員としてジャニーズ事務所に留まっていることが明らかになった。事務所によると、白波瀬は引き継ぎなどの業務に当たっており、10月15日をもって嘱託社員としても契約終了の見込みだという!?
関係者には「しーさん」と呼ばれ、番組のプロデューサーにはタレントの起用や扱いを巡り、スポーツ紙記者にはタレントの記事の扱いを巡り、畳みかけていたらしい。
また、週刊誌や写真誌の編集やライターとも付き合い、タレントのスキャンダルの揉み消しを求める交渉を行っていたというから、形だけの代表の東山氏とは天と地の差を感じる。
気に入らないことがあると「ウチは引き揚げさせてもらいますから」と脅していたとも報じられている――(メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2023年10月14日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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