1日1hで終業も夢じゃない。時代はクリエイティブに「減らす」生活へ

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生み出すことに目が行きがちな「クリエイティブ」のイメージ。しかし、今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんが紹介するのはクリエイティブな思考を「減らす」ことに目を向けた画期的な一冊です。

【仕事が短時間で終わる人のクリエイティブな思考法】⇒『仕事を減らす』

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仕事を減らす

田中猪夫・著 サンマーク出版

こんにちは、土井英司です。

「クリエイティブ」というと、つい何かを生み出すことばかりに意識が行きがちですが、何かを減らすことにも、クリエイティブな考え方が必要です。

本日ご紹介する一冊は、その「減らす」ためのクリエイティビティの技法を、「3つの思考習慣」としてまとめた内容。

◆3つの思考習慣
1.「引いて考える」
2.「組み合わせ」
3.「試す」

著者は、「ロケット開発の父」として知られる糸川英夫博士主催の「組織工学研究会」が閉鎖されるまでの10年間、同会を支え続けた事務局員。

Creative Organized Technologyを専門とし、本書では、その考え方と実践を説いています。

靴を脱ぎ散らかす子どもが一変した「小さなイノベーション」の例や線の引き方を変えるだけで駐車場の事故を減らした例、餃子の全国チェーンの作業改善の例など、具体例を交えながら、「3つの思考習慣」のパワフルさを伝えており、ビジネスパーソンはもちろん、子どものクリエイティビティを高めるのにも使える内容です。

「頑張る」だけでは、1日8時間の仕事を7時間に短縮することはできますが、著者のように、1日の仕事を1時間で終わらせることは難しい。

大胆に仕事を減らし、<できた時間で「人生を拡張する」>(著者の言葉)には、クリエイティブな思考習慣が必要なのです。

提唱されているメソッド自体はシンプルですが、実践すれば、仕事やプライベート、あらゆるところで差がつくと思います。

ぜひ試してみてください。

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