1日1hで終業も夢じゃない。時代はクリエイティブに「減らす」生活へ

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

玄関から部屋に上がるときに、靴を脱ぎ散らかす子どもがいた。「靴を脱いだら揃えなさい!」と、何度注意しても聞く耳なし。母親はイライラが募るばかりだった。あるときチョークで玄関の床に、子どもの靴にぴったりの足型を描いた。すると子どもは自然と靴を、そこに揃えるようになった

運動習慣のない人は、関節の可動域が狭まって筋肉が衰えてしまう。しかし生活に「不便さ」を取り入れれば可動域は自然に広がる

「仕事を減らす」小さなイノベーションを起こすには、まず「引いて考える」というフェーズが必要だ。「引いて考える」目的は、困りごとの裏に隠された使命が何かを明確にすることである

マクドナルドを利用する人の多くは、マクドナルドを、“ハンバーガーを売る会社”と考えがちだ。しかし経営の視点で「引いて考える」と不動産業となる。マクドナルドの直営店とフランチャイジーの比率は全世界では1対9、日本では3対7とフランチャイジーが圧倒的に多い。これは大多数の店舗で、マクドナルドの本部が出店予定地と建物と設備を取得して賃料契約をするということだ

(1)引いて考える
(2)使命を明らかにする
(3)使命を達成する手段
  (小さなイノベーション)を探す

(1)視点を「引いて考える」
(2)時間軸を「引いて考える」
(3)比較し「引いて考える」

ラインが楕円だと、中心に駐車しようとするため、隣と左右等間隔で駐車されやすい

生き残れる人は、すべてを「成功の過程」ととらえる

「組み合わせ」の対象は身近なところから
・現在
・自社、同業他社やほかの業界
・技術の歴史
・日本の歴史
・世界の歴史

手にひらに何もない人にはお金は集まらない

新規営業が最小構成のものを多くの顧客に販売すると、アップセルやクロスセルのチャンスが膨大に増え、既存営業の売上が急増する可能性が高い

土井はアマゾン時代、1日の仕事を4時間で終えていましたが、このメソッド+AIがあれば、確かに1時間も可能かもしれません。

事実、著者自身がAIをフル活用して本書を書き上げており、これは面白い実践例だと思いました。

ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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