ChatGPTの利用法は多くの媒体で語られていますが、現代を背負って立っている有識者たちは、どのようにAIを活かしているのでしょうか。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんは、実業家をはじめさまざまな顔を持つ堀江貴文さんが有識者とともにこれからの仕事の可能性を語った一冊を紹介しています。
【むしろ未来の仕事の可能性が見える】⇒『ChatGPTvs.未来のない仕事をする人たち』
『ChatGPTvs.未来のない仕事をする人たち』堀江貴文・著 サンマーク出版
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、ChatGPTが創る未来、ChatGPTを使った仕事の可能性について、堀江貴文さんが有識者と共に語った一冊。
登場する有識者は、noteのCXOを務めるインタラクション・デザイナーの深津貴之さん、Voicyの緒方憲太郎さん、スペースデータの佐藤航陽さん、脳科学者の茂木健一郎さんです。
タイトルでは、「ChatGPTvs.」の形で対立を煽っていますが、実際にはみなさん、ChatGPTを使ってどう未来を切り拓くか、ポジティブな議論を展開しています。(もちろん、一部の仕事がなくなる話は出てきますが)
興味深いのは、各人がどのようにChatGPTを使い、仕事に活かしているか、今後どんな活用方法を想像しているかという点。
堀江貴文さんがChatGPTを使い、どうやってコンテンツを自動生成しているか、「ChatGPTは検索や質問をするツールではなく、仕様書を書いて作業を代行してもらうツール」と語る深津貴之さんが、ChatGPTにどう命令しているか、AI×メタバースに着目する佐藤航陽さんが考える、ユーチューバーの上位互換となるクリエイター像…。
生成AIでドラスティックに変わる未来と、その先にある職業やクリエイティブの可能性について熱い議論がなされており、読む価値のある一冊だと思います。
未来の仕事や幸福について考えたい向きには、Voicy緒方憲太郎さん、脳科学者茂木健一郎さんとの議論が参考になると思います。
いわゆるオムニバス形式の本ですが、トピックが新しいのと、各人の視点、活用法が違っていて、読み応えがあります。