それは何といっても、この飯沼が“今の日本の芸能界のドン、一押しの女優”だからです。
関係者が息を呑むのは、“TBSがドンに対してどんな落とし前をつけてみせるのか…”という興味です。
切り傷や打撲の医療費はもちろん、彼女が出演予定だった仕事に対する補償問題だけで全てが丸く収まるわけではないというのが、関係者の共通した見方です。
ベテラン芸能マネージャーに聞いてみると「さすがにいきなり“日曜劇場”枠の主演とはいかないと思うけれど、『アオハル』の“火曜ドラマ”枠での主演は、事故の穴埋めとして近い将来、十分にありそうだよね」と答えてくれました。
新垣結衣、上白石萌音、多部未華子…高視聴率を輩出した“火曜ドラマ”主演女優として、飯沼愛の名前が肩を並べる日もそう遠くないというわけです。
現在20歳のデビューから約1年半という女優が“ドラマのTBS”看板枠の主演…もちろんドンと秋元大先生が太鼓判を押すくらいですから実力や可能性は溢れているのでしょうけれど、何とも釈然としない思いが胸をかすめます。
まぁこれが日本の、“THE芸能界”であることも、また事実なのですけれど…。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by: VIVANT 公式インスタグラム
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