接客のプロが警告。ドラマや映画に出てくる「職業」を鵜呑みにしてはいけないワケ

 

実際にその仕事をしているわけではないのですから、知る機会自体がほとんどありません。

自分で勉強しようとしても、当の本人たちに直接話を聞けないと実態まではわからないでしょう。

エンタメで見た情報から、「この仕事はこうなんだな」と思い込むのも無理はない。

ですが、いざその感覚でお客様に接してしまうと齟齬が出ます。

ドラマで見た情報が正しいと思い込みそのまま接してしまうと、「いやいや、そんなバカな」となってしまうこともあるのです。

だからむやみやたらにエンタメで得た情報を信じ込んではいけません。

もちろん中にはリアリティを追求したものもあるにはありますが、それですら多少の脚色は入っています。

エンタメはエンタメとして楽しむとして、本当かどうかは確認が必要なのです。

自分の仕事がエンタメになっていると、これって誰もが気づくことのはず。

「いやいやそんな仕事の仕方はしないよ」
「いやいや、そんな感覚で仕事してたらえらい目にあうよ」

SNSをはじめとして、こうした炎上案件はいくらでもありました。

でも制作側もそんなことわかってるんです。

その上であえてやっているのだから、エンタメとはそういうものだと観る側が理解をしておかなければならない。

もう少し冷静に情報を受け取り、実態を知る癖をつけていきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)自分の仕事外の仕事で、あまりよく知らないものをひとつあげてみましょう。

2)その仕事をしている人は、普段どんな格好で、どんな仕事をしていますか?

3)本当にその通りなのかどうか、可能な範囲で調べてみましょう。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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