大谷翔平の「6億ドル契約」が一転「60億円大損」の大ピンチ?1円の円高で契約金“6億円マイナス”危機、ニトリ会長「来年は円高になる」の予想は当たるのか?

2023.12.04
by kousei_saho
Oakland,,California,-,August,10,,2022:,Los,Angeles,Angels,Dh
 

残留か、他球団への移籍か。その去就に注目が集まるMLBエンゼルス大谷翔平選手(29)が、複数の球団から「5億ドル超え」の契約提示を受けていると日刊スポーツなどが報じている。最終的には6億ドル(約876億円)での契約に至るのではないかとの声も出ているというから、大谷の評価の高さがうかがえる。そんな大谷を襲う大ピンチが、来年早々にも現実となりそうな「円高」だ。金額次第では日本円にして数十億の差が出るだけに、本人やエージェントにとって事は穏やかではない。とある人物によるこの「円高」の予想は、世界に羽ばたく二刀流の行く末に大きな影響を与えそうだ。

注目の去就はいつ決定するのか

日刊スポーツによると、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっている大谷翔平の争奪戦に今現在も参戦しているのは、ドジャース、カブス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、エンゼルスの5球団。さらにもう1チームが最終候補に加わっている可能性を指摘する、米国人記者の声も伝えられている。

MLBでは毎年12月、球団関係者が一堂に会し主にオフシーズンの移籍交渉を行なう「ウインターミーティング」が開催される。今年は現地時間の4~6日までがその期間となっており、ここで大谷の移籍先が決定するとの見方もあるようだ。


「60億円」の大損?大谷を襲う円高という難敵

野球の神様とも称されるベーブ・ルースですら一度しか達成していない「10勝10本塁打」を2年連続で記録した大谷は、その契約総額も前述の通り10年5億ドルと超がつくほど破格。しかし、そんなスーパースターの移籍をピンチに陥れかねない問題が、来年の「円高」だ。

円安基調が長引く現在「円最弱説」が定着しているが、短期的には円高に振れてもまったくおかしくないのが現状。直近の自動車大手の想定レートは140円ほどだが、130~120円となることも十分あり得ると見ていいだろう。つまり10円も円高になれば、大谷の契約金の場合は日本円に換算して「60億円」も損するということになる。

「来年は円高」予想は当たるのか

では、この円高予想には信憑性はあるのだろうか。過去に数々の「読み」を的中させてきたニトリホールディングスの似鳥昭雄会長は、11月に2024年の為替について、米景気に原則の兆しが見え始め利下げへの転換は近いとして、「来年はじわじわ円高になる」との見方を示した。

もし、似鳥氏のこの予想が当たるとするならば、大谷の契約金は円建てでまさに「大損」することになってしまうのは明白だ。再びの円安に転じるまでは移籍を封印し、FA権を行使せずにエンゼルスに残留という線も十分考えられるだろう。

とは言え、FAとなるこれまでも85億円とも言われる年俸を稼ぎ出しながら家賃がたったの50万円の家に住むなど、お金やモノに対して欲がなさ過ぎる大谷翔平。

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そんな彼なら、たとえ数百億円という大金を積まれても、円高になろうとも、エンゼルス愛を貫き通しての残留ということもあり得ない話ではない。はたして大谷は来季、どのチームのユニフォームに袖を通しているのだろうか。

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