「民主の女神」周庭さんカナダに亡命。それでも恐れる中国共産党の追手

 

周庭さんの亡命に思うこと

「周庭さんカナダに亡命」のニュースを聞いて、私はあらためて、

  • 自由の大切さ

を思いました。

増税路線に憤った誰かが、岸田さんに「増税メガネ」というあだ名をつけた。そのあだ名がどうかはともかく、国民が岸田さんの容赦ない増税路線に怒っているのは事実です。もしこれが中国やロシアだったら、「増税メガネ」というあだ名を考案した人、流布した人たちは、確実に刑務所いきでしょう。

もう一つ、

  • 自由は脆い

ということ。

香港には、2019年まで自由がありました。しかし、2020年には自由が完全に消えていた。

同じことが日本でも起こる可能性があります。

日本にも、独裁者の習近平やプーチンが大好きな人はたくさんいる。その人たちは、「アメリカが諸悪の根源だ!」と主張したり、「プーチンは、グローバリズムと戦う、ナショナリストの英雄だ!」などといいます。

しかし、習近平やプーチンが勝った後の世界や日本はどうなるのでしょうか?今の中国、香港、ロシアのような世界、日本になるのです。

総理や政府を批判しただけで刑務所行き。

私はそんな世界や日本にしたくありませんが。皆さんは、どうでしょうか?

(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル2023年12月5日号より一部抜粋)

image by: Honcques Laus , CC0 1.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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