安倍派ウラ金で「自民大混乱」の今こそ追及すべき、“暗黒の安倍政権”から積み残された「13の大問題」

tk20231215
 

2012年の第2次安倍政権発足以来、歪められ続けてきた我が国の政治。その劣化具合はもはや修正不可能の域に達していると言っても過言ではありません。そんな日本の政界を厳しく批判し続けてきたのは、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野晃一郎さん。辻野さんは今回も自身のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』で、安倍、菅、岸田と続く自民政治を「反社会的勢力が政権を握ったも同然」とバッサリ斬った上で、国民一人ひとりが声を上げる大切さを訴えています。

安倍派ウラ金疑惑による「政治の大混乱」が物語る、指摘し続けたことが間違いでは無かったこと

今年の4月後半からこのメルマガを開始しましたが、この場を借りまして、これまで継続して購読していただいている皆様に、あらためて心から厚く御礼申し上げます。また、最近、新規で購読を始められた皆様も大歓迎です。Welcome aboard! ご登録に心から御礼申し上げます。前号でも申し上げましたが、「継続は力なり」という思いで来年以降も書き続けて参りますので、是非同じ思いで継続して読み続けていただき、僭越ながらも「時代の本質を知る力」を身に付けていただく上でのお手伝いが出来ればと願っております。

さて、今号を含めて、今年のメルマガも残すところ3本となりましたので、私の独断と偏見に基づき、今年の3大トピックを選んでみたいと思います。一つ目は、ここのところ大きな騒動になっている政治資金パーティーでの裏金作りで大混乱する日本の政治についてです。

日本の政治の劣化について、私はこれまで幾度となく様々な場面で警鐘を鳴らし続けてきました。また、本メルマガでも何度か取り上げてきました。安倍政権の時から、日本の政治がかつてない次元で急速におかしくなり始めていることに強い危機感を覚え、数々の違憲行為、法令違反行為、虚偽答弁、答弁拒否、国会軽視、隠蔽、偽装、改竄を平然と繰り返す様に、「まるで反社会的勢力が政権を握ったようなものだ」と各種オンラインメディア等で厳しく批判を続けてきました。また、権力側がさまざまな悪行を重ねても、警察も検察も一向に本腰を入れて捜査する状況にならず、メディアもあまり取り上げず、いつもトカゲの尻尾切りのような中途半端な追及で終わってしまうことにももどかしさを感じてきました。

これはもちろん、安倍政権の時代から、メディアへの介入、ネットなどでの世論工作、さらには、警察出身の杉田和博氏や北村滋氏などを官房副長官や官邸官僚に起用して身近に置き、警察の捜査に介入したり、黒川問題で明らかになったように、検察の人事にすら介入したりしてきたからに他なりません。

私の発言に対しては、ネットなどで、いわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる人たち(J-NSCのような世論工作のために組織化された人たちもいればただの個人もいます)など、権力をサポートする側からの謂れ無き攻撃や誹謗中傷も受けてきました。「パヨク」などというレッテルを貼られたりもしましたが、私は別に右でも左でもありませんし、ましてや反権力でもありません。ただ、一国民として、あるいは一経済人として、どう考えてもおかしい、納得がいかない、と思うことについて指摘したり批判したりしてきたに過ぎません。

しかし、今回の自民党の広範にわたる政治資金パーティーを巡る裏金問題が物語るのは、やはり指摘し続けてきたことに間違いはなかったということだと思います。公益よりも私利私欲を優先し、遵法意識が希薄で、バレなければ何をやってもよい、バレてもごまかせばよい、開き直ればよい、握り潰せばよい、どうせ国民はすぐに忘れる、などという考えのおよそ公僕としての資質が著しく欠落した人たちが国家権力を握っていて、まともな国家運営などできるはずがありません。

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