東京地検特捜部は19日午前10時、政治資金パーティーの裏金問題をめぐる疑惑の捜査のため、自民党の安倍派と二階派の事務所などに家宅捜査へ入り強制捜査に乗り出したと、テレビ朝日などの民放各局、NHKが速報で報じた。自民党安倍派は、この強制捜査を受け「重大に受け止め、捜査に最大限協力し、真摯に対応していく」とのコメントを出した。
【速報】安倍派 二階派の事務所 強制捜査 政治資金問題 東京地検特捜部https://t.co/0TIVAc9MoC#nhk_video pic.twitter.com/4D6jHyAdnR
— NHKニュース (@nhk_news) December 19, 2023
【速報】自民党安倍派は強制捜査を受け「重大に受け止め、捜査に最大限協力し、真摯に対応していく」とのコメントを出した https://t.co/CDFD5XVdjh
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) December 19, 2023
特捜部が家宅捜索しているのは、安倍派の政治団体「清和政策研究会」二階派「志帥会」の事務所など。昨年までに安倍派は10億円、二階派は1億円を超えるパーティー収入を「政治資金収支報告書」に記載していなかった疑いがあり、議員側にキックバックしていたと見られている。
特捜部は、各派閥側や所属議員がキックバックだと認識していたかなど、詳しい経緯について実態解明を進めるものとみられる。
強制捜査の速報が入ると、SNS上では「やっとか」「いよいよ解明されるのか」「検察がんばれ」といった声が多数あがっている。
各社の報道によると、安倍派と二階派の会計責任者は、特捜部の任意聴取で「不記載」について認めているという。