スマホで照らす人もいる。意外と「色」を気にするお客様は多いらしい

 

そんな時お客様はどうするかというと、

A:店員に色の確認を申し出る

B:「うーん、わからない」で諦める

のどちらかです。

Aのように申し出られたことがあるという読者の人は多いと思いますが、実際には大半のお客様はBを選びます。

その理由は「面倒くさい」か、「そんなことを尋ねていいと思っていない」のどちらかです。

そして意外と、色の確認ができるものと思っていないお客様は少なくありません。

だからこちらから提案するのです。

色味がよくわからないと口で言ってくれれば即座に伝えられますが、ほとんどのお客様はそれすら口にしません。

そこを見抜く必要がありますが、色で悩んでいるお客様は行動に出ることもあります。

例えば商品を照明に照らしていたり、最近だとスマホのライトをつけている人もたまーにですが見かけます。

そういうお客様を見かけたらぜひとも対応してあげましょう。

「ここなら太陽光に近いですよ」

「よろしければ外で見てみますか?」

「蛍光灯だったらこの照明に当てるとわかりやすいですよ」

などなど。

場合によっては(できるようなら)、一緒に外で見てあげるのも良いでしょう。

アパレルショップなどでは昔からそういう対応は取っているところも多いですからね。

今回のような「聞いてくれればいくらでもできる」といったお客様のニーズは、割とあります。

ですがお客様はそのニーズを口にしてくれることは多くありません。

でもニーズを満たすことができれば、必然的に満足度は高まりますし、購入確率も上がります。

一例として考えておきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)色に関して自店のデメリットにはどんなものがありますか?

2)お客様が口にしていないであろうニーズにはどんなものがあると考えられますか?その対応についてもあわせて考えてみましょう。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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