京都・嵐山の古民家カフェが大炎上、その酷すぎる実態…日本語通じず料理はレンチン、出てきたケーキはシャトレーゼ

2023.12.26
by kousei_saho
Kyoto,,Japan,-,Jan,1,2023,:,People,Walking,In,The
 

日本人のみならず、外国人訪日客からも絶大な人気を誇る京都は嵐山。そんな古都を代表する一大観光地に、いつの間にやらオープンしていた古民家カフェがあまりに酷いとネットで大炎上している。ことの発端は、以下のX(旧Twitter)へのポストだ。

投稿された写真に写っているのは、どう見ても冷凍食品と思しき四角い状態で提供されたパスタ。このポストが話題となり、「日本語が通じない」「ケーキがシャトレーゼ」「そのくせ値段が高い」「床がゴミ&ホコリだらけ」といった同店の情報がネット上に拡散した。Googleマップのクチコミを見てみると、想像以上の酷さが伝わってくる。にわかに信じ難い嵐山の古民家カフェ、はたしてその実態はどのようなものなのだろうか。

もはやハラスメント級?クリスマスイブのランチで受難

話題となっているのは、京都・嵐山の古民家カフェ「玩主一高嵐翠珈琲」。Xに上掲の投稿をポストしたnaomichi氏は、夫婦で訪れた京都でクリスマスイブのランチをとるべく同店を訪れたという。そこで目の当たりにした光景がこれだ。

1,680円といえば首都圏であっても結構なレベルのランチが頂ける金額。吉野家の牛丼特盛を2杯食べてもお釣りがくる。かような大金を支払ってまで出てきたパスタが冷凍とあっては、泣くに泣けない。結局naomichi氏らに提供されたのもレンチンものだったという。

naomichi氏のポストには5.6万の「いいね」がつき、リポストは1.7万。閲覧数は3,700万回を超える注目度となっている。

凄まじいGoogleマップのクチコミ評価

このポストには同店のさまざまな情報が寄せられたが、中でもひときわ目を引いたのが、「店内に響き渡るレンチン音」「中身スカスカのハンバーガー」「プラスチックケースに入れたままのケーキ」「凍ったままで出てくる」「水のおかわりは2Lペットボトルでセルフ」「ピザはハサミでチョキチョキ」といったGoogleマップのクチコミを抜粋したポストだ。

事実、書き込まれたクチコミは投稿者の怨嗟の声が聞こえんばかりの「恨み節」ばかり。「コンビニでうってるワッフル温めて出してると思います」「ケーキはシャト○ーゼに売ってありました」「店員が日本語を一言も話せないうえに愛想が悪い。日本語で話しかけると無視されます」等々、腹に据えかねた様子が伝わってくるようだ。

なのにクチコミ評価平均が3.3という謎

しかしながらクチコミの平均は3.3という評価で、星5つをつけているユーザーも多数存在する。その多くが中国語で記されたもので、調べてみるとこのカフェも日本企業の経営ではなく香港資本らしいことがわかる。どうやらインバウンド需要を見込んだ店のようで、この地を訪れた中華系の人々からの評価は上々だ。

玩主一高嵐翠珈琲(Googleマップ)

かつて民放局のニュース番組のワンコーナーで、外国人観光客の実態を取り上げた経験のあるテレビ業界関係者はこう語る。

「嵐山レベルの観光地になると一見さんも多くリピート需要を狙う必要もないですから、このようなカフェでもやっていけてしまうんでしょうね。お店サイドとしても、これからさらに中国からの観光客は増えるだろうし、これくらいのこと(笑)で文句を言う日本人には来てもらう必要なし、なんて考えているのかも知れないですね」

レンジでチンするだけのピザやパスタを提供する観光地の飲食店は、ほかにも数多あるだろう。今現在はこの古民家カフェが炎上しているが、同じようなメニューや接客に心当たりのある観光地の店舗経営者は、年末年始の炎上を避けるための手立てを打つべきではないだろうか。知らんけど。

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