吉本が大阪を支配する「協定書」の仰天中身
事実、協定書である「大阪市と吉本興業株式会社との包括連携に関する協定書」には、連携事項の5項目としてまず「地域の活性化」「健康・福祉」「子育て・教育」「市民活動の推進」の4つが記載されているのだが、それに続いて「その他協議により必要と認められること」との事項が。
これは、大阪市と吉本の両者が「必要」と認めさえすれば、事実上、さまざまな政治的戦略が可能となることを意味している。
実際、大阪・関西万博推進本部による合同会議が12月20日、自民党本部で行われ、吉本興業・大崎洋前会長が有識者として出席(*2)。さらに安倍晋三元首相がなんばグランド花月で吉本新喜劇に出演したりするなどした。
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■引用・参考文献
(*1)スポニチ・アネックス「TV各局、対応に追われる『検討中』『未定』松本人志 レギュラー番組7本どうなる?突然の活動休止発表」 2024年1月8日
(*2)スポーツ報知「大阪・関西万博推進本部による合同会議に吉本興業・大崎洋前会長が出席」 2023年12月20日
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image by : 松本人志 吉本興業公式サイト