松本人志の異常な女喰い「失敗の本質」。西川のりおが指摘した松本&吉本“大逆転勝利”の可能性、彼らは何を間違えてしまったのか?

2024.01.19
by kousei_saho
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週刊文春が放った性加害疑惑第三の矢」でますます窮地に立たされた松本人志(60)。本人は未だ雲隠れを続けているが、吉本興業(以下 吉本)の大先輩である西川のりお(72)が「ますだおかだ」の増田英彦(53)がパーソナリティを務めるラジオ番組に出演し、騒動について言及した。

すでに各社が番組でのりおが語った内容を取り上げ報じているが、弊サイトでは「会社のこれ初動ミスでしょう」というコメントに着目しよう。のりおは何をもってミスとしたのだろうか

「無根ということはゼロ、根がないことを言う」の明快

のりおの「ミス」発言が飛び出したのは、18日に放送された『ますだおかだ増田のラジオハンター!』(朝日放送ラジオ)。「気になるニュース」として松本の性加害疑惑を挙げたのりおは、文春砲の第一弾が放たれた直後に吉本が「当該事実は一切なく」とし、さらに松本が自身のX(旧Twitter)に「事実無根なので闘いまーす」とポストしたことを受け、「無根ということはゼロ、根がないことを言う」と語った。

さらに「根があるからたむらけんじも(中略)女の子をいっぱい集めてそういう会をしましたと。目的はそういうのじゃないですってこと自体、これ無根じゃないわけね」と明快な論理を展開。これに増田が「飲み会はあったというのを最初に認めておいたほうがよかったということですか」との質問をぶつけると、「そうそう」と答え、吉本としては「とりあえず調べてみますと。本人に事情を聞いてみます、という上で発表したらええのに」と、会社の初動ミスを指摘したという流れだ。

その後、吉本のコメントが明らかにトーンダウンしたことを鑑みると、会社として初手から大きな誤対応をしてしまったことは否めないだろう。

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「セコさ」に「ケチさ」、松本が犯したミス

のりおの言う通り、吉本が犯した手痛い初動ミス。しかしそもそも松本がカネをケチりすぎ、後輩芸人を使い、一般女性に手を出ていたこと自体が大きな「ミス」とも言えないか。ビートたけし(77)は「遊び方がせこいよ」とコメントしたと報じられているが、おそらくそのようなことを差しているのだろう。

東国原英夫氏、松本人志の騒動についての師匠・たけしの見解「様々なことを言われましたけど、1つは…」

関西お笑い界の女帝・上沼恵美子(68)も「超一流の人間やのに、なんや遊びは三流以下やったね」としているので、松本のミスのひとつにやり方のセコさ、そしてケチさがあると思われる。

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疑惑の内容が内容だけに、「事実無根」とポストした松本と、「調査中」ともせず「当該事実は一切ない」と言い切った吉本に、誠実さより隠蔽の様子を見て取ったスポンサーも距離を置き始めた。松本に関して言えば、自分の「古巣」である『ワイドナショー』(フジテレビ系)という公共の電波を使い弁明を図ろうとした姿勢も大きすぎるミスとなった。

もしもかようなミスがなかったら、事態はどう進展していたであろうか。そこで「歴史のif」ではないが往年の『ドリフ大爆笑』よろしく、松本騒動の「もしも…」を検証してみよう。

手下を「女衒」に使っていなかったら展開は変わっていたのか?

もしも松本が自分自身で女性を口説いていたら?

お笑いの天才・松本から直接声をかけられた女性、しかも彼女が松本のことを憎からず思っていたとしたら、「合意の元」で関係を持てていた可能性が高いだろう。ただしそれが2009年以降のことであったら松本の不倫となってしまうが。

もしも女性に渡すタクシー代が100万円だったら?

週刊文春の報道によれば、松本が相手にした女性に渡していた“タクシー代”は、東京では1万円、大阪では3,000円、福岡では5,000円だったとされている。仮に松本がポーンと100万円を手渡していたとしたら、名乗り出てくる女性の数は少しばかりは減っていたのかもしれない。もっとも年間に億単位のギャラを稼ぐ松本にしては、それでも少なすぎると思う向きもあろう。

もしも素人やタレントの卵ではなく相手が風俗嬢だったら?

文春が「第三の矢」で暴露した「女性セレクト指示書」からは、松本の病的な「素人女性」への執着が見て取れる。お相手が風俗嬢であったならば、さまざまな意味でグレーではあるが、後々とやかく言われることはなかったとは言えないか。

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二度と消せない「ご賞味あれ、お試しあれ」発言

もしも(小学生について)「ご賞味あれ、お試しあれ」と発言していなかったら?

ラジオ番組『松本人志の放送室』(TOKYO FM)で、「胸がぷっくり出たら、もうそれは『ご賞味あれ、お試しあれ』」と、女子小学生に対する思いを語っていた松本。その音源は「デジタルタトゥー」として存在し、これから先も聴かれ続けてしまうのは間違いない。誰もが眉を顰めるこんな発言さえなければロリコンを疑われることもなく、今後そのような告発を恐れずに済んでいただろう。

もしも性疑惑に対して「現在調査中です」と逃げていたら?

のりおが指摘していたように、吉本が「当該事実は一切ない」と言い切らずに「調査中です」としていたら、永遠に調査中であるとして風化を待ち、万が一にも逃げ切れた可能性も否定できない。もっともこれとてジャニーズ騒動のように海外メディアが動けば「お終い」ではある。

もしも生まれ故郷の尼崎で愛人を作り、阪急塚口駅前徒歩1分の高級マンションプラ●ド阪急塚口駅前」(分譲価格5,048万円~8,648万円をあてがっていたら?

もしもが過ぎるが、松本が不特定の多数の女性に手を出さずに上記のような行動を取っていたとしたら、今でもそのいい関係は維持され、愛人がフレンチクルーラーを用意して松本の帰りを待っていたかもしれない。

すべてを認めて潔く謝罪した後に考えられる展開

松本本人が「すみません、謝ります」と謝罪会見を開いていたら?

かつて島田紳助氏(67)は暴力団関係者との交際が発覚した際、記者会見で事実を認め引退する道を選んだ。今回の件で松本が、自身の性加害を認め記者会見で真摯に謝罪をしていたら、また展開も変わっていただろう。日本テレビでは『笑ってはいけない地方裁判所24時』が制作されるか『ガキの使いやあらへんで!』で「松本人志ケチケチ裁判」が放送され、「松本アウトー」で終りを迎えていたことも考えられなくもない。

いずれにしても、西川のりおの言うとおり、初動ミスが痛かった松本の性加害疑惑を巡る騒動。そろそろ松本自身が表に出てこないと、文春サイドがさらなる強烈な一撃を加えてくることもありうる。残念ながらドラえもんの「もしもボックス」は無いのだ。ついに松本「引退」へのカウントダウンが始まった。

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