急死した「歌手の小金沢くん」への嫉妬と時計と北島三郎…。兄弟子・山本譲二との“知られざる確執”

 

確かに、北島三郎50周年(2011年)の際も、山口ひろみ、原田悠理、和田青児、北山たけしと共に小金沢も盛り上げたが、山本は入っていない。また、今回の小金沢の死去に対し、この時の小金沢を除く4人のメンバーは「北島ファミリー」として、「優しい兄貴」だったとコメントを出しているが、山本は単独だ。

紅白出場も、北島三郎の口添えあってのことで、独立後は一切出ていない。

こうした情報を興行師が知り得るのは、北島ファミリーの興業も手がけている関係から、こうした山本に対する愚痴を関係者から聞くからとのことだ。

「10年ほど前、山本単独の興業手配を頼まれましたが、私も仲間も皆、断りました。ピンではチケットが売れないからです。昔は確かに上手でしたが、自分は天才と思っているせいか、ちゃんとボイストレーニングなどやっているのでしょうか? 下手になりました。小金沢の方が上手いし人気もあった。ファンはちゃんと見ていますよ」(同)

その山本、安倍晋三元首相と同じ山口県下関市の出身。

その縁から、北島事務所所属時代から、選挙の時、北島御大も同伴し何度か応援に駆けつけていたという。

しかも、北島と縁が切れたはずの2017年10月、森友問題などが出た際も、2人は安倍首相(当時)の総決起大会に参加。山本は安倍首相父・晋太郎元外相との縁で、「父の四十九日に晋三先生が来てくれ、ほれた」と言えば、北島は前年の自分の55周年記念パーティーに安倍氏が来てくれたそうで、「安倍先生の神輿を皆様と担ぎたい」と語っていたという。

※『アクセスジャーナル・メルマガ版』2024年1月22日号の一部を抜粋。その他、同号では以下の記事も掲載しています。初月無料でお読みになりたい方はぜひご登録下さい。

  1. 木原事件──安田さん遺族が面談した担当検事に読んでもらったぺーパーの内容
  2. <新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(2)「新年早々、この連載シリーズに2銘柄初登場」
  3. 詐欺師営業マン実刑でも、問われない保険・保険代理店の責任
  4. 「創建エース」大株主と暴力団との癒着疑惑

この記事の著者・アクセスジャーナルさんのメルマガ

初月無料で読む

『アクセスジャーナル・メルマガ版』1月号の人気記事

※2024年1月中に 初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の記事をすぐに読めます。

2024年1月配信分

  • アクセスジャーナルNO.726(2023年1月22日)木原事件で遺族が検事に述べた内容(1/22)
  • アクセスジャーナルNO.725(2023年1月15日)イメージワン株主総会で乱闘騒ぎも(1/15)
  • アクセスジャーナルNO.724(2023年1月8日)池田議員だけではなくJC人脈を頼った安倍派議員(1/8)
  • アクセスジャーナルNO.723(2024年1月1日)麻生派や茂木派のパーティー券領収書記載の杜撰さ(1/1)

いますぐ初月無料購読!

image by: 小金沢昇司オフィシャルブログ

山岡俊介(ジャーナリスト)この著者の記事一覧

2003年12月2日、世界有数の億万長者、「武富士」会長(当時)・武井保雄を塀の中に追いやったジャーナリスト・山岡俊介が、政・官・財を始めとするあらゆる“悪”に鋭く切り込みます。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 アクセスジャーナル・メルマガ版 』

【著者】 山岡俊介(ジャーナリスト) 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎週 月曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 急死した「歌手の小金沢くん」への嫉妬と時計と北島三郎…。兄弟子・山本譲二との“知られざる確執”
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け