■ 話すと書けるようになる!
たとえば、「今から3~5分くらい話してください」と時間を与えられたとします。
すると、何かしらある程度のボリュームがある話をして終わることができるでしょう。
しかしこれを「今から3~5分の間、書いてください」と言われたとします。
すると、書いている途中で絶対考えてしまい、話すときよりもはるかに少ないボリュームの文章しか書けないでしょう。
しゃべり始めると、流れるように思考も出てきます。
次々といろいろなものを出していく、という点において、「しゃべる」という行為は適しています。
たとえば原稿を書くというときも、この方法は使えます。
まず、書きたいことを全部口頭で表現します。
そしてそれを、音声入力などで文字にして、だいたいの話のアウトラインを作ります。
そのアウトラインに沿ったまま、文字ではわかりにくい表現や余分な部分を編集し、完成していきます。
これが原稿制作においても、一番早いことを学びました。
さらに重要なのは、話すことによって思考がまとまり、何を書きたいのかが分かってくる、ということです。
話すことにより、ゼロから書くよりはるかに書きやすくなります。
特に、コラムや日記といったデイリーに書くものであれば、まずは話すことから始めるのがオススメです。
「何かをやるときは、まず話す」
皆さんもやってみてくださいね。
というわけで、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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