13歳にして4回転トウループを公式戦で成功させ、フィギュアスケート界の新星として大きな期待を集める島田麻央選手。彼女の強さの秘訣は、いったいどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』では著者のマキトさんが、島田選手の「恵まれた身体」について解説。さらに誰にでもできる、ダンスも劇的に上達するボディワークをレクチャーしています。
「4回転JC」島田麻央のセルフイメージ
マキトです。今回はフィギュアスケートのジュニアグランプリファイナルで日本人初の連覇を果たした天才JC、島田麻央を特集します!
彼女はわずか13歳で男子でさえ困難な4回転トウループを公式戦で成功させています(゜ロ゜;ノ)ノ
間違いなく日本史上最高の才能をもったミラクルスケーターです。
トップスケーターのレベルでセンター(回転軸)や足裏丹田が完成されているのは当たり前なので、今回は特に物理レベルでの才能を掘り下げます。
島田選手の才能の源は「背が低い」ことです15歳現在、150cmしかありません。小学生と間違えられてもおかしくないサイズです。
実はフィギュアスケートは「背が低いほど有利」な競技です。ルール上、背が高くて有利になることはほぼありません。
人体は細長く直立している上にボウリング玉ほども重い頭が一番上に乗っているため、「頭がフラフラしやすい」構造になっています。これはもちろん体軸のブレにつながります。
全力疾走するチーターは頭部が上下左右にブレることなく一直線に前進します。頭部の安定こそフィギュアに限らずあらゆる運動のレベルを向上させるための最大のポイントなのです。
「運動神経 = 頭部の安定」
そう考えても大げさではありません。
小柄な人ほど重心も低く、そもそも「物体として」ふらつきにくいデザインなので軸のブレが少なくなります(v^-゜)
これはフィギュアの回転動作では言うまでもなく最重要ポイントです。現在の島田選手は軸がぶれにくい小柄な体格と大人としての筋力がうまく噛みあい理想的な状態にあるといえるでしょう。
かの浅田真央に転倒が多かった最大の理由は身長・重心の高さにあります。浅田は身長163cmですが、実際はもっと高いといわれています。肩幅もかなりあるため、なおさら回転軸のブレは大きくなります。
運動神経そのものは両者に差が無いとしても、実体としての身体に大きな差があることは否定できません。
逆に言うと本来、フィギュアに不向きなスタイルでトリプルアクセルを代名詞にし何度も世界女王に輝いた浅田がいかにミラクルだったかが分かります。
運動神経の主軸はやはり体軸・回転軸です。宮本武蔵は「脳天から綱で吊り下げられた意識を持て」と書き残しています。
僕がお勧めしたいワークは、ペットボトルにギリギリまで水を入れて脳天に乗せ、こぼさないようにその場でゆっくり回転する運動です。名付けて「スローターン」です。もちろん失敗すると濡れてしまうのでお風呂に入ったときにやるといいでしょう。ダンスも劇的に上達するはずです。