せっかくなのでシニア世界女王となった坂本花織選手の安定した強さの秘密も発表します。
坂本選手は身長159cmと平均的な身長ですが、頭が小さく足腰の筋肉がとても発達しているのが特徴です。つまり身長から予想されるよりはるかに重心が低く、身体が「物体として」安定しています。
足腰が重い分ジャンプの高さは出ないのですが、転倒はしにくいので3回転を駆使して安定的に高得点を出せます。競技としてのフィギュアスケートは「どちらが先にコケるかの我慢比べ」なのでw 結局最後までコケない坂本が最強女王となるのです。
フィギュアはエキシビジョンに象徴されるように、エンターテインメントとしての側面を非常に重視しているスポーツです。現実問題として現代社会でアスリートが生活していくためには、エンターテイナーとしてのサービス精神は不可欠です。
強さを競うだけなら「トランス女子選手が最強」という話になってしまいます。それは結局、女子スポーツを衰退させるだけです勝敗を超えた価値を提供することこそ、現代スポーツの存在意義です。
フィギュアのエンタメ精神が他のスポーツにも広がっていくことをマキトは望んでいますヾ(*^▽゜)
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