伊東純也が「性加害騒動」で「潔白の逆転ゴール」決めた!?2億円訴訟の議論白熱。冤罪証明かスラップ訴訟か、松本人志5億裁判との相違点は?

2024.02.20
by kousei_saho
 

松本人志の訴訟との相違点

同じく性加害疑惑が報じられ、5億5,000万円もの損害賠償を求め名誉毀損の訴えを起こした松本人志(60)。

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そんな松本と伊東の疑惑を記事化すべく置い続けている40代の男性ネットメディア編集者によると、彼らの訴訟の相違点については法律家が発言を行っているという。

「例えばテレビ朝日のアナウンサーから弁護士に転じた西脇亨輔さんは、『現代ビジネス』に松本さんと伊東選手の訴状を比較した記事を寄稿しています」

西脇弁護士(53)は現代ビジネスの記事の中で、今回伊東は新潮社ではなく性加害を証言した女性2名だけを訴え、松本はその逆であることを指摘。その理由として条件次第では記事が嘘だったとしても報道機関が責任を追わずに済む「真実相当性」と、証言者が「ウソ」をついていた場合に法的責任を問われる厳然たる事実を挙げ、伊東サイドが「報道機関はあえて外して、女性だけを被告にするという戦略をとったようだ」としている。

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松本はその逆を打っており、文藝春秋が「記事の内容を真実と信じても仕方ないくらい、十分に取材した」と認められれば、文春の責任は問われないということになるだろう。

さらに同記事で西脇氏は、松本が「筆舌に尽くしがたい精神的損害を受けた」として求めた5億5,000万円が「慰謝料」であったのに対して、伊東の2億243万3,131円の請求額がすべて「実損害」という相違点も挙げている。法律家の冷静な筆致は説得力に溢れる。

「続報」が出てこない伊東のスキャンダル記事

松本と伊東の差といえば、「追撃記事」の有無も大きい。『週刊文春』が7号連続で矢を放っているのに対して、『週刊新潮』は初回以来新ネタを出せないでいる。これについても前出の50代の元記者男性がこう語る。

「伊藤選手の記事が出たとき、これはさらに強烈な続報を用意しているんだろうなと思っていたのですが、今のところ音沙汰なし。業界関係者の間でも、新潮さんは“掴まされた”のではないか、なんて噂も広がっているらしいですよ」

事実、先ほど紹介した西脇氏の記事の中でも、伊東の代理人・加藤弁護士が「週刊新潮も女性に騙されたのでしょうし」と語っている。

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もしも『週刊新潮』が被害を訴える女性に「騙されて」いたとしたら、伊東の勝利ということになるが、果たして真相はいかに。

飲み会当時に伊東の妻が妊娠中だったとのポストも

Xには、こんな投稿がポストされている。

かような状況に、50代の元テレビマンはこう話す。

「訴訟の行方に関係なく、スポンサー離れは止まらないんじゃないかという見方もあります。ましてや女性たちとの間に性的な行為がなかったとしても、本当にその際に妻が妊娠中だったとしたら女性からの反感はさらに強くなるでしょうし、やっぱりスポンサーは手を引くでしょうね」

サッカーで言えば、試合終了間際に「逆転ゴール」を決めたもののVARが介入し、ビデオ判定の結果待ちといったところか。相手は「無効」を主張する。お互い一歩も譲れないのが現状だ。

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