ザッカーバーグCEOは、三星を取り上げ、協力拡大の意思を示したという。グローバルサプライチェーンの分節現象が深刻化している中、台湾TSMC依存度が過度に高くなる状況に懸念を示したものと分析される。
ザッカーバーグCEOは「サムソンがファウンドリー(委託生産)巨大企業でグローバル経済上で非常に重要な位置を占めている」として「このような部分がサムソンとの協力で重要なポイントになりうる」と話したという。
これに対しユン大統領は「サムソン電子がAI半導体、システム半導体部門に投資できるよう生態系を造成するために政府支援がなされている」と答えた。さらに、ユン大統領はグローバルプラットフォームを通じた偽ニュースと偽映像遮断の必要性に言及した。
ユン大統領は「AIを悪用した偽ニュースと虚偽扇動操作は自由民主主義を威嚇する深刻な問題」として「今年全世界の色々な国で選挙があるだけに迅速にモニタリングし措置できるよう関心を持ってほしい」と頼んだ。
ザッカーバーグCEOは「メタは選挙に対する不正行為を防ぐために積極的に努力している」として「韓国選管委を含め他国政府と偽情報が流布されることを制御するための協業が広範囲になされる可能性がある」と答えたと伝えられた。27日に訪韓したザッカーバーグCEOはユン大統領接見日程を最後に出国の途についた。
ザッカーバーグCEOは前日、李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子会長や趙柱完(チョ・ジュワン)LG電子CEOなど、主要企業の代表や役員らと相次いで会い、事業協力策について話し合った。
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