地震予測のプロが観測した「富士山の大きな水平変動」と「千葉沖の異常変動」【東日本大震災から13年】

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東北地方を中心に津波などによる甚大な被害をもたらし、今なお多くの方が行方不明のままとなっている東日本大震災。マグニチュード(M)9.0という未曾有の大地震から今年で13年、その間に村井俊治東大名誉教授らによって独自の方法で地震予測の技術を確立したのが、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の発行者である「JESEA(ジェシア) 地震科学探査機構」です。今回は「地震予測のプロ」であるJESEAが、3月7日午前5時台に発生した富士五湖を震源とする地震の予兆を捉えていたメルマガの内容を一部紹介。さらに、3月に入ってから続く千葉県沖の群発地震についても解説、分析しています。

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3月6日に富士山周辺の異常を報告していた『週刊MEGA地震予測』

3月7日午前5時40分に発生した、山梨県東部・富士五湖を震源とするM3.6、深さ20km、最大震度2の地震。ネット上では「すわ富士山噴火か」と騒ぎになりましたが、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の2024年3月6日最新号で、その予兆を捉えていました。以下は、同メルマガ3月6日号より一部を引用します。

〇今週の注目ポイント

・速報解R5データでは「富士山」に大きな水平変動が出ています。

 

富士山は北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの3つのプレートの交点に位置しており、 大きな地震の前には敏感に反応しますので要注意です。 富士山周辺に限らず遠い場所で起きることもあります。東日本大震災や能登半島地震の前にも異常な変動を示しました。

まさに、富士山のすぐふもとで起きる地震を前日までに予測していたことになります。そして今後、能登半島地震や東日本大震災と同様に、富士山以外の地域で大きな地震が発生する可能性が出てきました。上記メルマガを購読する等して、関東圏に住まわれる方は防災準備を始める必要がありそうです。

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房総半島沖で発生している群発地震は「大地震」の前兆か?

3月に入って首都圏を揺らし続けている、千葉県沖の群発地震。もちろん、メルマガ『週刊MEGA地震予測』の2024年3月6日最新号でも、この地震について触れています。内容の一部を引用してみましょう。

3.特集:千葉県の異常変動」

【千葉県の異常変動】

 千葉県東方沖・千葉県南部にて群発地震が起きています。

 

政府の地震調査委員会の資料によると「東方沖で約5年8か月ぶりに、プレートが緩やかにずれ動くスロースリップ現象が観測された。」とあります。当社の解析では、最新の速報解データの水平変動に異常が現れております。

 

2018年7月7日に震度5弱の地震が同じエリアで起きましたが、その前兆と酷似しています。

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今回、千葉県の「千葉大原」が大きく南南東方向に変動していますが、2018年も「千葉大原」が大きく変動しました。 水平変動の異常点数は2018年ほどではありませんが、今後増えることは考えられますので警戒を怠らないでください。 来週以降もお知らせします。

千葉沖といえば、1987年12月にも同じ震源で被害地震があった場所です。

1987年12月17日、千葉県房総半島、九十九里浜付近を震源としてM6.7の大地震が発生。 千葉県の広範囲で震度5の強震を記録し、死者2名、重傷26名、軽傷118名、建物全壊16棟、半壊102棟、一部破損6万3692棟、火災3棟を出しました。

富士山周辺で発生した地震は、この千葉沖で発生するかもしれない地震の予兆を捉えていたのかもしれません。どのような異変が起きているのか、メルマガを参照にして防災対策を進めてみてはいかがでしょうか。

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image by: NIED(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)Hi-net自動処理震源マップ

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東日本大震災以降、地震予知・予測の必要性が問われています。JESEAジェシア(地震科学探査機構)は、測量工学的アプローチで地震の前兆現象を捉え地震を予測します。東京大学名誉教授の村井俊治先生の研究技術により、国土地理院が設置した全国1300か所の電子基準点のデータを解析し、過去の地震の震源、震度、マグニチュード、被害の程度などとの相関分析を行い、地震の前兆現象を捉え地震予測を提供しています。

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