家庭を築いた専攻医だけが心配があるわけではない。多くの専攻医たちと疎通しているある辞職専攻医は「今は専攻医たちが集まって話すとき辞職に関連した主題は出さないほど今回の事態を全てあきらめて無関心な状況に至った」として「皆これから何をして生きるのか、今空いているポケットはどのように埋めたらいいのかなどについて話すばかり」と話した。
それと共に「政府が専攻医を犯罪者扱いし責め立てながら専攻医の心は冷たく冷め、時間が経つにつれ回生の可能性はなくなるだろう」とし「すでに遅いように思うのだが一日も早くこれという解決法を出さなければならない」と強調した。
政府の言う医科大生2000人増員に医療界が反対して政府との話し合いに応じないために生じているこの事態だ。2000人増員もわかるのだが医療界の出してきている1000人増員とかもある程度認めてやって政府と医療界が妥協点を見出していかないと上述のような事態がさらに悪化の一途をたどり韓国の医療界が言葉通り「メチャクチャ」になる可能性もある。
尹錫悦(ユン・ソンヨル)の頑固はつとに有名だ。一度言い出したら絶対にあとに引かない。彼が2000人増員を叫んでいる限りこれを1000人に減らすことに同意することはない。医療界のほうがなんらかの歩み寄りが必要となるのではないのか。
教室が足りないとか教授が足りないといった不可能論を理由に2000人は無理と言っているのだが、教室問題や教授問題などは「よし、2000で行く!」と決意さえすればなんとかなるんではないのか。
専攻医だけが苦しんでいるのではなくすでにこの事態のために亡くなっている人もある。政府の喧嘩で第三者の誰かの命がなくなるなんて、考えてみればこんなに不条理なこともない。はやくなんとかしてほしいところだ。(News1 参照)
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