「目を見て話しましょう」が、かえって“逆効果”になる接客時の場面とは?

 

特に注意が必要なのは、クロージングのような場面です。

お客様の背中を押す行為のことですが、「買いますかどうしますか」のように購入意思を仰ぐような場面でアイコンタクトを取りすぎると、お客様は異様な圧を感じます。

「買わないとは言いづらい空気」を作り出してしまうわけです。

皆さんも感じたことはありませんか?

ちょっと判断に困るような場面で相手がしっかり自分の目を見てくると断りづらい雰囲気。

それが店頭でも起こってしまうのです。

だからあえて意識して、目線を外すことも時には必要です。

自分にそのつもりがなくても、目が合いすぎてしまうと圧を感じるお客様はたくさんいます。

そうならないようにあえて視線を外し、圧を与えないようにする。

そうすることでお客様も安心して考えることができるようになります。

本来なら自然とできることなのですが、アイコンタクトに意識が向きすぎるとついやってしまう人もいます。

目を合わせるべきか否かも、その場その場で状況判断しておきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)目が合っている時に圧を感じてしまうような場面はどんな時ですか?特に接客において考えてみましょう。

2)その圧をお客様に与えないように自然に視線を外すやり方は、具体的にどのようなやり方ができますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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