星野源と松本人志の「決定的な違い」
そもそも、松本人志の一連の性加害疑惑は、週刊文春がスクープとして報道したものだ。一方、今回の星野源にまつわる“憶測”は、SNS上で強い影響力を持つインフルエンサーなどによってネットに拡散されたものにすぎない。両者の性質は大きく異なるのではないか?
先の編集デスクが説明する。
「そのとおりです。文春さんの報道内容に賛否があるのは事実ですし、記事が常に正しいという保証はない。しかしそれでも、少なくとも松本の疑惑に関しては、被害者女性の証言など複数の“証拠”が文春からきちんと提示されています。
それに対して、今回の星野に関しては、そのような“証拠”が一切ない。SNS上の『どうやら、そうらしいよ』という投稿だけが一人歩きし、唯一の根拠となってしまっています。『10億円の口止め料』など疑惑のディテールも荒すぎて、真面目に考察するまでもなくガセと判断されるようなネタばかりです。
さらに松本のときは、本人や吉本興業の発言が二転三転したことで、メディア上での反論がことごとく無効化されてしまい、世間の心象としても疑惑が深まっていった、という経緯をきちんと思い出すべきでしょう。
その点、今回の星野は事務所のアミューズも含めて、首尾一貫して疑惑を完全否定し続けています。ラジオでの星野と新垣のメッセージもその流れを受けたもので、矛盾点は見られません。万に一つでも後日、不倫の事実が発覚してしまえば黒歴史になってしまうわけで、オールナイトニッポンでメッセージを伝えるというのは、自分が潔白であるという絶対的な自信がなければできないことです。
にもかかわらず、アンチの人々は松本を引き合いに出してまで、星野を疑い続けていますからね。あまりに理屈が通じなさすぎて、ある種の怖さすら感じるほどです」(同)
騒動の発端となった暴露系インフルエンサーが、いまだ問題の投稿を削除していない点についてはどうか?
「星野アンチの人々は、投稿が削除されないということは、それだけネタに自信があるということだ、と判断しているようです。でも個人的には真逆だと思います。インフルエンサー氏は、投稿を削除したくてもできない苦しい状況に追い込まれているのではないでしょうか。削除すれば今回の憶測がデマであることを自ら認めることになりますし、“信者離れ”が危惧されますから」(同)
星野源・新垣結衣夫婦を突如襲った不倫疑惑。だが、その疑惑の証拠は一切提示されていない。そして、星野サイドはその疑惑を堂々と鮮やかに否定してみせた。となれば、いまどちらの側に疑惑の“立証責任”があるのかは誰の目にも明らかだろう。
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