編集後記「締めの都々逸」
「仕事忘れて 飲んでる時も 腹の大きさ 見られてる」
私から見ると、中国の繊維業界、アパレル業界の人たちは、皆、後輩のような存在です。歴史がないので、専門家がいない。それでも、社長は会社の独裁者であり、社員からは万能の神のように思われています。
中国では技術やノウハウでは人は動きません。人間的なスケール、腹の大きさが問われるのです。社長と社員は、親分子分の関係であり、社員は社長にほれ込んでいます。社長も社員に腹の大きさを見せます。社員全員を連れて宴会をやったり、場合によっては臨時のお小遣いを渡します。もちろん、すべて社長のポケットマネーです。
現在は景気が悪くなったので、そういう場面もなくなっているかもしれませんが、それでも、親分子分の関係はなくならないでしょう。(坂口昌章)
この記事の著者・坂口昌章さんのメルマガ
image by: Shutterstock.com









