ただ、ここで厄介なのは、身近で情報格差が出てしまっている例だ。様々な形で現れている。
まず、家族や友人の間で、インターネットへのアクセスの質や速度が異なることがある。
例えば、都市部に住んでいる人たちは、高速で安定したインターネット接続を利用できるが、郊外や農村部に住んでいる人たちは、高速で安定したインターネット接続を利用できないことがある。
そして、ここが良く聞くことだが、家族や友人の間で、デジタルリテラシーのレベルが異なることがある。例えば、若い世代は、ソーシャルメディアやオンラインでのコミュニケーションに精通しているが、年配の人たちは、これらのテクノロジーに精通していないために誤差が生まれてしまう。
裕福な家庭は、最新のスマートフォンやコンピュータを利用できるが、貧しい家庭は、これらのテクノロジーを利用できないこともある。
インターネットやテクノロジーへのアクセスの欠如は、オンラインの学習リソースへのアクセスを難しくしてしまう。ネットの普及によって実は大学に行かなくとも学ぶことができてしまう。
デジタルデバイドとは、インターネットやコンピュータといった情報技術へのアクセスや利用の程度によって生じる社会的な格差を指す。これらも世代交代でうまく馴染んでいくのだろうが、今はその過渡期なのだろう。
30年前と今では、価値観に大きな違いがある。1994年と2024年の間には、世界は大きく変化した――(メルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』2024年6月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録下さい)
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