そういえば、メーガン妃が出ていたドラマ「スーツ」は、フォトグラフィックメモリーといって一眼見るだけで何でも記憶する主人公が、とある敏腕弁護士にみそめられて学歴と経歴詐称して弁護士になるという話でした。たしか卒業したとしていたハーバードのロースクールでは名簿を紙で管理してたので、管理室に忍び込んで改ざんしてバレずに済んだとかいう内容でしたっけ?そんなことができるのはドラマだけ。そしてたいがいの場合は大学に問い合わせればはっきりわかるはずですし、本人も卒業証書持ってるはず。私も持ってますし。妙に分厚いケースに入ってますが。
ちなみに「スーツ」は去年Netflixで配信したところものすごい視聴率を記録しましてNetflixが買った配信権タイプのドラマでは「1週間で最も視聴されたドラマシリーズ」となり話題でした。理由としては、いくつか挙げられてまして、リアルタイム視聴していた人たちのもう一度見たいというノスタルジックな感情と、見逃した視聴者の見てみたかったという欲求にすっぽりはまったからという理由と、リモートワークで仕事中にバックグラウンドで流していてもなんとなく楽しめる(つまりストーリーがそんなに複雑じゃない)内容に視聴者ニーズに合っていたのではないかと分析されてます。
そう言われてみればたしかに弁護士ドラマだった割には弁護や裁判の小難しい話はさらっとしてて、どちらかというと事務所内での権力争い、恋愛劇がメインだったような。あとオフィスファッションも素敵でした。
水原さんの事件から話がだいぶそれましたが、現実で何かをごまかすには限度があるということですし、誤魔化すことが普通と考える人との仕事はいつか重大な問題を抱えることになるので、正直に状況を説明できる人であり、また何か問題を告白されたときに言ってくれてありがとうと言える環境が仕事場には必要だなーと、水原さんの事件だけでなく昨今の不正ニュースなど見てて改めて思いました。
(『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』』2024年6月5日号より一部抜粋。続きはご登録の上、お楽しみください。初月無料です)
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image by: Moto “Club4AG” Miwa from USA, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons








