目には目を、核には核を。徹底的にプーチンを潰しにかかる欧州「ロシア恐怖症」の深刻度

 

ドネツク市南側方面

ロ軍は、クラスノホリウカ、ヘオルヒイウカに攻撃を行っている。クラスノホリウカでは、ロ軍は東と南から攻撃しているが、ウ軍は撃退している。ヘオルヒイウカでもロ軍攻撃をウ軍が撃退している。

ベリカノボシルカ軸

ロ軍は、ウロジャイネに攻撃したが、ウ軍に撃退されている。

ヘルソン州

ロ軍は、クリンキのウ軍橋頭保に、2回攻撃しているが、撃退されている。ウ軍は攻撃の足場を確保している。

その他

ロストフ地域、ノヴォシャフチンスクの製油所をドローン攻撃し、火災発生しているし、ノヴォシビルスクでは、燃料および潤滑油材料を保管している倉庫にドローン攻撃して、炎上している。

ウ軍は、ロシア領内の石油施設を攻撃して、ガソリンの供給を阻止して、装甲部隊の攻撃ができないようにしている。

ルハンシク州のロ軍基地をATACMSで攻撃し、多数の死傷者を出している。

クラスノダール州のチムリュク地区の変電所をドローン攻撃で、変電所を損傷させた。

クリミアでは、ケルチの西50kmにあるロ軍レーダーサイトをドローン攻撃で損傷させている。徐々にクリミア大橋周辺の防空システムがなくなっている。

また6月6日には、クリミア大橋の近くで、プロジェクト498「サターン」または「プロテウス」のロ軍強襲タグボートを水上ドローン攻撃し、沈没させた。このため、水上ドローンの脅威が迫るノボロシスクからも黒海艦隊の主力が消え、黒海やアゾフ海の奥に退避したようである。

ロ軍の戦略爆撃機TU-22M3およびMIG-31Kが配備されているモズドク空軍基地をドローン攻撃したが、被害状況は不明。ウクライナ前線からは800km程度離れている。

さあ、どうなりますか?

(『国際戦略コラム有料版』2024年6月10日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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