批判の多い年金だけれど「障害年金」の手厚さを知っていますか?

 

国の年金が破綻する~みたいな話は景気が悪化し始めた50年くらい前から流行ってますが、今現在も毎回偶数月に淡々と年金が支払われています。

よく昔から騒がれる、経済学者の類の年金保険に対する不安な話はことごとく当たりませんね^^所詮は経済の世界というのは不確実が前提な世界だからですね。

ただし、地位や名声や利益を得ているのは年金保険の不安を煽るようなトンデモ発言をするような学者なのです。特に民主党時代の強烈な現年金制度叩きに便乗しておかしな話をやっていた学者とかですね。

人々は往々にして不安な話に興味持ちます。怖いもの見たさというか。

残念ながら幸せな話には人々はあまり興味を持ちません。だからメディアは朝から、けしからん!と思うような映像をたっぷり見せて数字を稼ぎます。

それと同じように、何の根拠もない的外れな年金不安を煽るだけの不毛な話も本当なら正論に簡単に論破されて消えてしまうものですが、どういうわけか不安を煽るようなオモシロイ話に人々は興味を持ってしまいます。
メディアもそういう話に乗っかって数字を稼ぐ。

真面目で正当な話は小難しくてオモシロくないですからね。

よって、とんでもない事を言う学者が持ち上げられて地位や名声や利益を得て、彼らの発言が影響力を持って世の中に蔓延るのであります。

間違い論の一例として未納が増えれば破綻する、積立方式にすれば少子高齢化の影響を受けない、年金のバランスシート論、積立金が無くなって年金は破綻する、昔の人は保険料が安くて世代間に不公平がある論、全額税方式でやるべき等々。

だから、「肩書きが素晴らしいし人気がある=正しい事を言っている」というわけではないと疑っておく必要があります。

平成20年代前後の年金周りは本当に酷いものでしたが、いろんな誤解が解かれていったので年金周りの話はだいぶ落ち着いてきたかなという印象です。

マスコミの人ももう10年くらい年金周りの事を勉強してそれなりに知識を得てきたので、野党や一部の学者の言う的外れな年金批判はもう随分取り上げなくなりましたけどね。

ちなみに年金保険は第二次世界大戦で日本が敗戦した時でさえ崩壊しませんでしたからなかなか年金保険というものはしぶといものなのであります。

年金保険の先駆けであるのはドイツ(1889年に年金が始まった。日本の社会保険としての年金は昭和14年の船員保険が始まり)ですが、ドイツなんか第一次世界大戦や第二次世界大戦、東西冷戦でドイツが分割されていた時でさえ年金は崩壊せずに生き残ってきました。

まあ、変な流言飛語に惑わされずに、ある程度は年金保険に対して頭に入れておく事が大切です。

では本日は障害年金について一般的な事例を見てみましょう。

print
いま読まれてます

  • 批判の多い年金だけれど「障害年金」の手厚さを知っていますか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け