次に、障害年金ですがこれは長い人生において、思わぬ病気や怪我で体の不自由を強いられて日常生活に支障が出たり、働くのが困難になってしまう場合に請求して保障されます。
健康そのもの!という時は、まさか自分が病気なんてするわけないと考えてしまうものですが、全く想定していなかった病気や怪我というものは突然訪れたりするものです。
そこで人生の転機になったりですね。
体が健康な時のように動かなくなると、当然働く事が困難になって所得を得る事が難しくなる事があります。
もちろん今は様々な働き方があるので、障害があっても普通に所得を得る事ができてる人もいます。
しかしながらみんながみんなそんな事はできません。
では、病気や怪我により長期間所得を得られにくくなった時にどうするかというのが、障害年金の出番となります。
遺族年金や障害年金というのは非常に重要な年金なのですが、なかなか周知されないですよね。
よく民間では死亡保険とか医療保険の宣伝はバンバンやってますが、民間保険を考える前にまずは国が運営している公的年金保険を踏まえた上で民間保険を考えて無駄に高額な民間保険料を支払わないようにする事が大切です。
まあ、金融機関とか保険会社の営業担当者は国の年金は当てにならないから~みたいな話をよくやるものです。
例えば老後2000万円問題とかくだらない話題をどんどん利用する事で、世間に年金不安を煽って自分たちの金融商品などを売りやすくする事が常套手段となっています。
彼らは世間の人々が公的年金保険に対して不安を持っていてくれた方が都合が良いのです。
公的年金や健康保険等が頼りにならないとか危ないなら、人々は民間保険を買うしかないなあ…と考えてしまいますからね。
だからこれからも公的年金保険に対して不安を煽るという手段は無くならないでしょう。残念な事ではありますが。