現役精神科医が伝授「誘惑を“溜めて”おけば、それはご褒美になる!」

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生活しているだけで次から次へと出てくる誘惑。お菓子を食べたい、やりたいことがあるのにネットを見てしまう、などなど…日常的にそんな誘惑に心を乱されている人も多いのではないでしょうか。その誘惑に負けずに高い集中力を保ち続ける方法を、メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が伝授しています。

誘惑に負けない!高い集中力を保ち続ける禁断の技術

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さて、皆さんは誘惑に強いでしょうか?もしくは弱いでしょうか?

誘惑というと、いかにも素敵なお姉さんやお兄さんが異性的に誘惑してくるというイメージを持つと思います。

ここでいう誘惑の概念はもっと広い意味でして、例えば勉強しなきゃいけないのにマンガを読みたくなってしまうとか、仕事をしなきゃいけないのにインターネットを見てしまいたくなるとか、もしくはもう少しお菓子食べたくなるとか、お酒やたばこを飲んだり吸ったりしたくなっちゃうとか、メールチェックをしたくなる、友達に会いたくなっちゃう、誰かと話したくなっちゃう、全て含めます。

このような誘惑はそこかしこに溢れています。

自分自身、誘惑に弱かった時期もあったのですが、最近は方式を変えて少し強くなりました。

方式を変えることによって物事への集中力が上がり、結果的に継続したり、達成したりするパワーが上がっているので、今回はそちらを紹介します。

■ 誘惑をご褒美に変える方法!

重要なのはその誘惑を明確に溜めておくことです。

例えば、勉強中にマンガを読みたいなと思った時は、メモ帳やメモ機能、紙でも何でも良いので、「マンガ」と書いておきます。

また、仕事をしている時にメールチェックやLINEをみたいなと思ったら、「メールやLINE」と書いておくことが非常に重要だなと考えています。

これは「ご褒美」になります。

ご褒美を頭の中で思っているといつまでたっても誘惑が頭の中から離れず、結局誘惑に負けてしまったり、誘惑のことが気になって手につかなかったりします。

ですので、誘惑を明確なご褒美として紙やメモ帳に分かりやすく置いておきます。

そうすると誘惑が「ご褒美」という形で溜まっていきます。

そして、勉強や仕事にもある程度「ここまでやったらこれをやって良い」とミッションを決めておきましょう。

例えば勉強や仕事が達成したら、「この誘惑を全部やっていい」でも良いですし、「この誘惑のここからここまでやって良い」というように段階制でも良いです。

このように決めておくことによって、誘惑が頭の中にいつまでも残ることを避けることができます。

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