──韓成烈(ハン・ソンリョル)アメリカ担当次官と李容浩外相が失脚しましたが?
「ハン・ソンリョルは米国のスパイだという疑いで公開処刑されました。2019年2月12日か、(平壌順安空港近くの)剛健軍官学校に外務省副局長以上の幹部を集め、銃殺の現場を見させた。私はその時キューバの発令を受けるために抜けました。
銃殺現場を見た人たちは何日かご飯を食べられなかったと言っていました。リ・ヨンホは2019年12月、不正疑惑を受け一家が政治犯収容所に行きました。駐中大使館書記官の横領が摘発されたが、賄賂を受け取った上級者を調査しながらリ・ヨンホの名前が出てきた。
キム・ジョンウンが「こいつが後ろでこんなことをするから仕事がまともにできないんだな」とどれほど怒ったことか、2019年12月28~31日の党中央委全員会議中に3日目にリ・ヨンホ批判を半日やった。そこに行った人たちが『外務省がなくなると思った』と言ってました。」
──北韓住民は統一を望んでいます。
「北韓住民は韓国国民よりも統一を切望し、熱望しています。その理由は簡単です。生きていけないからです。幹部であれ一般住民であれ、自分の子供の未来を心配する時、何か良い人生にならなければならない、答えは統一しかない、これは誰もが共有する考えです。韓国の大企業が入ってきて投資し、雇用を創出すれば、少なくとも今のように乞食のように生きることはないのではないでしょうか」
──金正恩第1書記はなぜ「反統一」政策を打ち出したのですか。
「最も基本的な理由は、北韓住民の統一への渇望を遮断することにあると考えます。韓流はいくら強い統制と処罰にも少しも衰えていません。少なくとも先代は統一を第1国策に策定し、統一路線や南北対話なども引き続き設け、住民の統一に対する希望だけはあえて奪うことができなかったのですが、金正恩はこれさえも無残に奪ってしまった。これほど残酷なことがあるでしょうか」。
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