トップ1%のコンサルが教える、クライアントへの「議事録」の書き方

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

「バリュー」の定義を突き詰めて考えると、「対価に値するか」に尽きる

単価を上げたければ、より一層のバリューを出さなければならない

業界内には存在しない視点を外から注入し、イノベーションの種を提供するのが経営コンサルの出発点である

コンサルビジネスを考える際、利益率を大きく左右する要素として「不稼働時間」を考慮に入れる必要がある

システム開発案件は2年以上続くことも珍しくないため、不稼働時間がほとんどなく、利益率が非常に高くなる

「あなたの会社はダメです」と相手を否定したところで、やる気は引き出せない。むしろ、「この環境でよく今まで頑張ってきましたね。価値を出せば絶対に広がるはずです」と後押しされた方が、クライアントも俄然やる気が出る

一度でいいから死に物狂いでクライアントのためだけに仕事に取り組んでみてほしい。そこで成功体験を得られたのなら、あなたのコンサル人生は確実に上向いていくはずだ

なぜ私が20年間コンサルにいて、メディアに出続けられているのか。その考えの根底にもバリューがある。理由はシンプル。毎回、自分自身に貼るタグを変え続けてきたのだ

バイネームで仕事ができることによって、仕事のスケールも大きく変わってくる

客観性を失うことなく、あらゆる視点から自分の価値を見つめ直そう。自分の価値が発揮しやすい領域で努力を重ねることで成果が出る

会議の背景では、関係者間の思惑がうごめいている。ミーティングを単なる会議ではなく、誰かが誰かを説得しようとしている「交渉」と捉える

メッセージ(目的)を明示しない議事録はただのメモである

人間の集中力は長く続かない。そのため思考を要する仕事を連続でスケジューリングするのは間違っている

そもそもクライアントさえも気づいていない課題を提示することにこそコンサルの価値はある。ヒアリングを完了した上で、すべてを無視し、ゼロベースで思考する

原書まで読み込み、徹底的にフレームワークを理解する

一般企業の若手が読んでも勉強になると思いますが、ど真ん中はやはりコンサルタントやシンクタンクにお勤めの方、公務員ではないかと思います。

知識プロフェッショナルが若い頃、どんな心構えで仕事に臨めばいいのかを教えてくれる、自己啓発的な一冊です。

ぜひチェックしてみてください。

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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