これで、お客様が減りました。連絡を怠るだけで「二度と利用されない」という時代になった

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インターネットでものを買うことが当たり前になった現代。交換や返品、修理なども直接店舗に持ち込むことは減り、自宅から発送することがほとんどですよね。そんな時代だからこそ、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが気になるのは、“進捗の連絡”についてなのだそう。これを怠るとお客様が減ってしまうかもしれません。

進捗の連絡

僕はガジェット好きということもあって、クラウドファンディングを利用して商品を購入することが度々あります。

新しいものばかりではなく、市場ではあまり見ないような実験的な商品がクラファンには多く出品されているので、そこで気になるものなどを購入して使っているものもいくつかあります。

クラファンで出品される商品は、基本的にすぐ手に入るものではなくて少し時間がかかります。

中には年単位で待たされるものだってあるわけですが、それはお金を出す時点で織り込み済みです。

ただ、こうしたクラファンをやっている出品者にもいろんなタイプの人や企業があります。

クラファン期間が終了して商品を手配するまでになしのつぶてのようにまったく動向が掴めないところもあれば、逐一どういう状況かを教えてくれるところもあるわけです。

そしてやはり後者の方が、お金を出す側からすると圧倒的に安心します。

クラファンは資金を集めるために実施されるものではありますが、出資者は当然お金を出すわけです。

そのお金がどのように使われるかはプロジェクトページを見ればわかりますが、今現在どうなっているかは不安でしかありません。

商品が届くはずとわかっていても、(場合によっては届かないこともありますが)ただ待っている時間というのは苦痛の種になるのです。

それをわかっている企業は、「今こんな状況です」と連絡をくれます。

「今、中国の生産が滞っていて、だいたいこのくらいのスケジュールになる」

「日本への入港までにこういう段取りがあり、そのために遅れている」

「運送業者の手配ができたから、いついつまでに全数出荷ができる」

「発送した」

などなど、細かく状況を教えてくれるんですね。

これってすごく大事なことだと思います。

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