販売全量は異例
今回の問題、大規模な点が目立つが、新興メーカーのほぼ販売全量がリコールの対象になったことが注目される。
中国でもリコールに対して、すでに特段ネガティブなイメージはなくなっているが、販売全量となると話が違ってくる可能性がある。
新興に対する信用問題にならないとは限らない。
OTA対応が主流に
また、その規模もさることながら、その大部分をOTAで対応できるかもしれない可能性を示したことも、今回、自動車業界が新たな局面に突入したことを印象付けた。
今までも本来はリコールで対応すべきをOTAによるソフトウェアの更新だけで済ませる、あるいは本来はOTAだけで対応できる可能性があるものをリコールの手続きを踏む、などのケースが散見された。
テスラはリコール手続きをしっかり行ったうえで、OTAで対応する、といういわば正規のラインで進むことを選択した。
今回のリコールが滞りなく進めば、リコール+OTAが今後中国でもしっかり定着していく可能性がある。
出典: https://mp.weixin.qq.com/s/tGtQOZc4k9sKIM3WvoXuHA
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