自己紹介の一発目に出身大学や働いている企業名を話し出す人っていますよね。『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、「そういう人はたいてい微妙」とバッサリ。その理由とは?
「俺は●●大学」とまず言う人間は成長しない!最高のキャリアとは!?
こんにちは、ゆうきゆうです。
元気でお過ごしでしょうか?
さて、皆さんは人生をより成功させたり、もしくは毎日充実していきたいなと思いますか?
今回の内容は、最大の資産というのは肩書きや仕事ではない。その人の心だという話をします。
さて、人間っていろいろなキャリアがあると思います。
例えば、
自分自身こんな学校を出たとか、
こんな資格を持っているとか、
こんな仕事をしたんだとか、
そういう風ないわゆる自分自身を象徴するのはコレっていうのがあると思うんですけども、人間にとって最大のキャリアっていうのは何なのでしょう。
まず、何より重要なことなのですが、人間って「自分自身はコレだ」みたいに既定したらもう終わるなって思うんですよ。
■ 肩書きに囚われている人は、未来も縛られる。
例えば、よくいるのは、東京大学出身ですとか、慶応大学出身ですとか、東証一部上場の何とかで働いてるんだよとか、そういう風に自己紹介の第一声として肩書きを主張するような人って大抵微妙なんですよね・・・。
自分の経験上は、です。
こういう人って、肩書きにあまりにも囚われ過ぎていて、そこから一歩も出れないで人生が終わるみたいな、そういう風な人が結構多いかなという風に思います。
話はズレるんですけど、ハンター×ハンターというマンガにヒソカというキャラクターがいるんですけれども、このヒソカっていうキャラクターが自分的にはかっこいいんです。
説明しますと、ヒソカは過去に興味は無いので片っ端から忘れるという話があって、だから常に自由に、新たな面白さとか、新たな敵を見出して戦っていくみたいな、今にしか興味がないという性格なんです。
そういう生き方こそが理想ではないでしょうか。
「自分イコール何とかだ」みたいな形で過去の成功体験の一つを、自分自身の肩書きとしてバン!とすぐに出しちゃうような人って、本当にそれで固まっちゃって、それ以上の冒険をしなくなっちゃうんですよね。
自分のプロフィールを説明する時に、こういうことを過去にやりましたと言うのは良いですけど、自分といえばコレみたいにバンと決まっちゃう人は危険だと。
もちろん、何も自慢できることが無い人よりは良いのかなと思うんですけども、自分はコレ!とした瞬間に凝り固まって、それ以上の人生が開かれないんじゃないかなという風に思います。