広瀬めぐみ議員の公設秘書の給与をだましとった容疑の事件は唖然の一言
自民党の裏金事件に続く、広瀬めぐみ議員の公設秘書が勤務した実態もないのに、国から支給される給与をだましとった容疑(2022年12月~23年8月)の事件が大きく報道されました。これを耳にして、いろんな人を欺くような錬金術があるものだと、唖然とした思いになります。
よく番組でご一緒することの多い、元衆議院議員の宮崎謙介氏は、テレビ朝日の番組で、本人は断っていますが、12年前に、今回のケースに似たようなやり方を秘書から提案されたことがあると話しています。これまでにも広く、こうした手口が議員のなかで横行していた可能性もあり、政治への不信感が強まります。
この事件は、今年3月の「週刊新潮」で報じられており、その時、そうした事実はないと広瀬議員側は答えており、しかも「議員自らの指示で行っていた」ことや「違法なことだから」と事務所の人たちにLINEで送っていたなどの報道も出てきており、今後、起訴されて有罪となれば、国民に対して大きな嘘をついたことになり、許されることではないと思います。
広瀬議員は、弁護士として活動していました。私自身も過去にひどい目に遭った経験がありますが、弁護士が嘘をついたり、人々をだますような言動をすることがあります。肩書がある人だからといって、すべてを信じないことを心得ておく必要があります――(この記事はメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』2024年8月14日号の一部抜粋です。続きは、ご登録の上お楽しみください、初月無料です)
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