人前で言葉に詰まったら焦らずこのフレーズを口に出してみよう!

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接客中に言葉が上手く出てこない時、焦って言葉を探していませんか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、それによって逆効果になる場合があるとして、言葉探しのためのアピールフレーズを紹介しています。

言葉を探したい時は

接客をしている時、どうしても言葉を探してしまう時ってありませんか?

たとえば商品説明をしている際に、一瞬言葉を忘れてしまったり、どう説明するのが良いかを考えるような場面がそうです。

落ち着いて考えれば話せるのですが、こういう場面になるとつい「黙ってはいけない」とか、「早く言葉を出さなきゃ」などという心理が働きがちです。

すると何を言っているのかよくわからないような説明になってしまったり、あまり魅力的ではない言葉を出してしまいお客様にうまく伝わりませんよね。

そういう場面に使えるテクニックがあります。

「どう言えばいいか」を言葉にするというやり方です。

あまり公開したくもないのですが、実は僕もこういう瞬間は結構あります。

昔と比べると歳を重ねたせいもあってか、瞬発的に言葉が出なくなってきた実感もあって、言葉に詰まってしまうことはだいぶ増えました。(悲しい)

僕の場合は研修をしている時にそうなることが多いのですが、下手なことは言えないのでやっぱりちゃんと言葉を探したいわけです。

でもそんな場面で黙ってしまうと、あまり見え方は良くありませんし、何より自分が焦ってしまいます。

だから僕はよく、「うーん、どう言ったらいいですかね」などと言葉に出して、相手に『今考えている』ことをアピールするのです。

この『今考えている』アピールは、他の言葉でもできます。

「ちょっと待ってくださいね」とか、「少し考えさせてください」などと言えば、『今考えていますよ』というアピールはできますよね。

でも、そういう言い方をせずにあえて「どう言ったらいいですかね」と言うのは、『ベストな言葉を探している』と暗に伝えている印象があるのです。

こういう言い方をすると、「考えさせて」と伝えるよりも待ってくれやすく、自分も焦らずに言葉を探すことができます。

言うまでもないですが、それで言葉探しに時間がかかりすぎたりするのは避けたいところです。

あくまでもそこは日常のトレーニングや経験がものを言ってきます。

また、このセリフが必ずしも全ての相手に効果的なわけでもありません。

相手によってはうまくいかないこともなきにしもあらずですから、使う場面は自分なりに判断はしましょう。

でもこういうちょっとしたテクニックを持っていると、いざ困った場面では助かることもあります。

覚えておいてもらうと良いかもです。

今日の質問&トレーニングです。

1)「どう言ったらいいか」を言葉にして伝える会話の練習をしてみましょう。

2)どんな言い方、どんな見せ方をすると違和感なく効果的でしたか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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