中島聡が考える「MEGA BIGで大儲けはもう無理?まだイケる?」次の期待値バグ祭りで高額当選を狙う人が知るべきスポーツ宝くじ攻略法

 

「MEGA BIG」の“期待値祭り”に参加した8名の戦績と次の祭りの注意点

名前     投入金額   1等の数(賞金)

造船太郎   7350万円   8口(1億9840万円)
Sho00    3000万円   4口(9920万円)
ドク     800万円   ハズレ
和田 晃一良  500万円   1口(2480万円)
マツ@FTX 
Creditor  460万円   ハズレ
ぷろぐら軍曹 100万円   ハズレ
マエダイ   150万円   ハズレ
ビッチ     50万円   1口(2480万円)

今回は、期待値が1.7ぐらいでしたが、祭りに参加する人が増えると期待値は下がっていくので注意が必要です。今回の様子を見て、「次は自分も参加しよう」と考えている人も多いでしょうから、次も今回と同じようには行かない可能性(期待値が大きく下がってしまう)が十分にあります

「ギャンブル必勝法」の実話(ただし条件付き)

ちなみに、このような賭け方・儲け方に関しては、以前にブログに解説したことがあるので、下に貼り付けておきます。

(※以下、「あるはずのない『カジノでの必勝法』が実はあったという話」より引用)

ずいぶん前に「ギャンブルの心理学:攻略法と必勝法」というエントリーで、どうして「パチンコや競馬には必勝法がある」と思い込まされている人たちがなぜこれほどたくさんいるのかについての考察を書いたが、今回は本当の必勝法の話。それも実際にそれをビジネスにしている会社でしばらく働いていたMBAのクラスメートから聞いた話なので、かなり信頼できる。

ビジネスモデルは至ってシンプル。「カジノが提供するJackpot付きのスロットマシンでの$1の投資に対する期待値が$1以上になったところで人を送り込んでマシンを占領し、Jackpotが出るまでスロットマシンをまわし続けること」である。

「Jackpot付きのスロットマシン」とは、数台~十数台のスロットマシンをつなぎ、それぞれのマシンからの売り上げの3~5%をJackpotに貯めておき、最初にJackpot(特定の数字の組み合わせ)を出したスロットマシンにそのお金を全部払うという仕組み。たまたましばらくJackpotがどのマシンでもでなかったりすると、10万ドルとかのお金が溜まることもある。

カジノが提供するギャンブルは、長く遊べばかならずカジノが儲かる様に出来ている。スロットマシンでも、ルーレットでも、ブラックジャックでもそれは同じで、$1を投資した時の期待値は原則として$1以下(たとえば97セント)になるように作られている。そのため、一人のギャンブラーを見た時には儲けたり損したりしているのだが、ギャンブラー全員を合わせたら必ずカジノ側が儲かるようにできている。

フロリダにあるこの会社が目をつけたのは、Jackpot付きのスロットマシンだけに関して言えば、Jackpotに十分にお金が貯まった時に、その期待値が$1をわずかだが上回る瞬間があること。ただし、そんな状態にはなかなかならないので、一個人がそれだけを目指してギャンブルをすることは基本的に不可能。

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